品質工学と品質機能展開の実践応用

開発期間を短縮し高信頼性設計を実現するための講座。実践で効果があがるよう、2つの手法の説明のほか、開発システムとしてシステム化して解説する特別セミナ!

品質工学と品質機能展開の実践応用 〜PC演習付〜

共催:R&D支援センター

日時:2011年6月15日(水)10:30〜17:30

<講座のポイント>
 新製品に求められるのは「高信頼性」「低コスト」であることは勿論ですが、「魅力ある」新製品を「短期間」で市場に送りだすことの重要性がより強くなってきております。折角発売した新製品も魅力が無ければ短期間で市場から姿を消してしまいます。また、過去には問題とされなかった製品の瑕疵も許容されなくなってきており、市場品トラブル増加の一因となっております。従来の問題が起きてから対策する考え方は通用しません。

 それらを解決するための「品質工学と品質機能展開」が、多くの企業で採用され成果を挙げております。従来の新製品開発法とは異なり、本講座では実践的で効果があがるよう、2つの手法の説明だけなく、開発システムとしてシステム化し説明するのが大きな特長です。受講された翌日から実践できるよう構成されていますので製品開発に携わる技術者の方は勿論、企画部門、品質保証部門の担当者・管理者に受講をお奨めします

<プログラム>
1.概要
  1-1 新製品開発活動の課題
  1-2 革新的新製品開発法の概要
2.魅力ある新製品開発のために・・・品質機能展開
  2-1 品質機能展開(QFD)とは
  2-2 QFDの実施
    a.製品企画段階の展開(品質表の整理)
     ・要求品質の展開
     ・品質特性への展開
    b.製品設計段階の展開
    c.生産準備/製造準備段階の展開
  2-3 ボトルネックエンジニアリング とベンチマーク
  2-4 QFD実践のためのポイント
3.品質工学とは
  3-1 機能
  3-2 技術の評価方法
  3-3 ロバストデザイン
4.動特性
  4-1 動特性の種類
  4-2 SN比と感度の求め方
  4-3 動特性パラメーター設計
  4-4 動特性の再現性評価
5.静特性
  5-1 種類、実験方法
  5-2 静特性設計の手順、機能窓法
6.品質工学の活用方法
  6-1 品質工学適用失敗の法則
  6-2 活用のためのテクニック