TRIZ/USITの実践法
ソフトウエアを使わずに実践できるTRIZとしてのUSIT法の考え方や実践方法、社内への展開等経験豊富な講師が詳述する!
〜技術課題のブレイクスルーに向けたアイデア創出を図る〜
主催:R&D支援センター
日時:2013年1月31日(木) 10:30〜16:30
【修得知識】
1. TRIZの原理、USITとTRIZの関係性を理解する
2.“ソフトウエアを使わずに実践できるTRIZ“としてのUSIT法の考え方とステップを理解する
3. 社内でUSITやTRIZを展開する際のポイントを理解する
【講座の趣旨】
技術者・研究者には、ヒラメキやブレーンストーミングに頼っていたずらに時間を浪費することなく、常に市場が求める最高の商品を、タイミングよく生み出し続けることが求められています。
本セミナーでは、技術開発が思うように進まない、なかなか良いアイデアが出せないという方を想定し、「最高の結果を」「短時間で」「確実に」手に入れるために、「科学的な課題解決のための実践方法」を用いて、技術者が持っているそれぞれの力を十分に引き出し成果を手にするための、実践的な手法を解説いたします。
【プログラム】
1. はじめに
1-1.何故TRIZが必要なのか
2.USIT概要
2-1.USITとは
2-2.USITの経緯と位置づけ
2-3.TRIZからUSITへの進化
2-4.USITの性格づけ
2-5.USITの特徴
2-6.USITフローチャート全体像
3.「課題解決実践法(USIT)」の進め方
3-1.課題定義 −問題の絞り込み・課題の設定−
(1) 問題状況の説明
(2) 問題状況の図解
(3) 仮課題の設定
(4) 構成因子(モノ)の選定
(5) 中核原因の推定と議論すべき範囲の決定
(6) 中核課題のステートメント化
(7) 最小限の構成因子(モノ)抽出
3-2.現行システム分析法分析
(1) 中核課題モデルの作成
(2) モノ(構成要素)の性質列挙
(3) 定性変化表の作成
3-3.理想モデル法分析
(1) 問題状況と理想解のスケッチ
(2) Particlesの配置・適用
(3) Particlesにやってもらいたい行動の整理
(4) Particlesの行動と性質のダイヤグラム作成
3-4.時間・空間的特性の分析
(1) 時間・空間分析因子の検討
(2) 現象の図解
(3) 時間・空間分析グラフの作成
3-5.解決策発想
(1) 性質からの発想法を使ってアイデアを出す
(2) モノからの発想法を使ってアイデアを出す
(3) 機能からの発想法を使ってアイデアを出す
(4) 解決策の体系化による発想法を使ってアイデアを膨らませる
(5) 解決策の組み合わせによる発想法を使ってアイデアを膨らませる
3-6.技術開発計画作成
(1) 解決策評価・絞り込み
(2) 技術課題まとめとスケジュール作成
【質疑応答・名刺交換・個別相談】