職域における化学物質管理とGHSに対応したMSDS作成の実務 セ

セミナータイトル
職域における化学物質管理とGHSに対応したMSDS作成の実務

講師:中央労働災害防止協会 労働衛生調査分析センター 副所長 山田 憲一 氏
   中央労働災害防止協会 労働衛生調査分析センター 技術開発課長 荒木 明宏 氏

日時:平成21年9月30日(水)10:30〜16:30

≪講座趣旨≫
職域における化学物質管理について関係法令等も踏まえてその考え方や基礎知識、化学物質等安全データシート(MSDS)の位置付けのほか、化学品の分類と表示に関する世界調和システム(GHS)による分類および区分方法を理解するとともに、具体的なMSDSの作成方法について習得する。

≪プログラム≫

第1部 職域における化学物質管理
10:30~12:00 山田 憲一 氏
1.化学物質管理に関する関係法令・指針等
  1.1 労働安全衛生法  
  1.2 リスクアセスメントに関連する指針  
  1.3 表示と文書交付制度
2.労働衛生管理
  2.1 作業環境管理  
  2.2 作業管理  
  2.3 健康管理
3.化学物質のリスクアセスメント
  3.1 定性的なリスクアセスメント  
  3.2 定量的なリスクアセスメント
4.リスク低減措置
  4.1 低減措置の考え方  
  4.2 局所排気装置  
  4.3 呼吸用保護具
第2部 GHS分類
12:45~16:30 荒木 明宏 氏
1.物理化学的危険性
  1.1 火薬類  
  1.2 可燃性/引火性ガス  
  1.3 可燃性/引火性エアロゾール  
  1.4 支燃性/酸化性ガス  
  1.5 高圧ガス  
  1.6 引火性液体  
  1.7 可燃性固体  
  1.8 自己反応性化学品  
  1.9 自然発火性液体  
  1.10 自然発火性固体  
  1.11 自己発熱性固体  
  1.12 水反応可燃性化学品  
  1.13 酸化性液体  
  1.14 酸化性固体  
  1.15 有機過酸化物  
  1.16 金属腐食性物質
2.健康有害性
  2.1 急性毒性  
  2.2 皮膚腐食性/刺激性  
  2.3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性  
  2.4 呼吸器感作性または皮膚感作性  
  2.5 生殖細胞変異原性  
  2.6 発がん性  
  2.7 生殖毒性  
  2.8 特定標的臓器毒性(単回ばく露)  
  2.9 特定標的臓器毒性(反復ばく露)  
  2.10 吸引性呼吸器有害性
3.環境有害性
  3.1 水生環境有害性
第3部 MSDS作成
1.記載項目
  1.1 化学物質および会社情報  
  1.2 危険有害性の要約(GHS分類結果、ラベル要素、注意書き)  
  1.3 組成及び成分情報  
  1.4 応急措置  
  1.5 火災時の措置  
  1.6 漏出時の措置  
  1.7 取扱い及び保管上の注意  
  1.8 ばく露防止および保護措置  
  1.9 物理的及び化学的性質  
  1.10 安定性および反応性  
  1.11 有害性情報  
  1.12 環境影響情報  
  1.13 廃棄上の注意  
  1.14 輸送上の注意  
  1.15 適用法令  
  1.16 その他の情報

【質疑応答・名刺交換】