プラスチック材料における摩擦摩耗のメカニズムと評価

従来の対処療法的な摩擦摩耗対策ではなく、材料・潤滑・設計から系統的に解決する!

プラスチック材料における摩擦摩耗のメカニズムと評価
トライボロジーの基礎から摺動材料への応用まで〜

主催:R&D支援センター

日時:平成21年10月15日(木)10:30〜16:30

≪講座趣旨≫
軸受、歯車などの機械要素や伝動装置の精度や寿命・信頼性には、摩擦、摩耗、潤滑が深く関わっています。今日、このような分野は「トライボロジー」と呼ばれ、工学全般の基盤技術であるだけでなく先端技術を支えるキーテクノロジーとして重要視されています。

 本セミナーでは、全般的な摩擦・摩耗・潤滑の基礎とプラスチック材料における摩擦摩耗の特徴と耐摩耗性やその評価についてわかりやすく解説し、これらの問題を従来の対処療法的な摩擦摩耗対策ではなく、材料・潤滑・設計から系統的に解決するための基礎知識の習得を目指します。

≪プログラム≫
1.摩擦の基礎
   1.1 表面の性質と接触
   1.2 摩擦とそのメカニズム
   1.3 潤滑とそのメカニズム
2.摩耗のメカニズム
   2.1 摩耗の分類と形態
   2.2 凝着摩耗、アブレシブ摩耗、 腐食摩耗、疲労摩耗
   2.3 エロージョン
3.プラスチック材料の摩擦摩耗
   3.1 プラスチック材料の摩擦摩耗試験方法
   3.2 プラスチック材料の摩擦摩耗特性の特徴
     3.2.1 樹脂材料
     3.2.2 複合材料
    3.3 プラスチック材料の摩擦摩耗と材料特性の関係
   3.4 摺動(トライボロジー)部品への応用例
   3.5 摺動面損傷の解析法と耐摩耗設計の考え方

【個別相談・名刺交換】