ハイブリッド・デュアルUV硬化のメカニズムと応用展開
UV硬化技術はますます裾野が拡大している。その一方で,素材やフォーミュレーションだけでなく,UV硬化原理に立ち入った技術開発が求められている。
こうした背景にあって,ハイブリッドあるいはデュアルUV硬化系に関心が高まっている。これらは複数の素過程からなるので,ここでは因果化学の立場から整理分類を試みる。
主催:R&D支援センター
日時:平成21年10月19日(月)12:30〜16:30
≪プログラム≫
1.硬化反応
1-1.背景、歴史的な展開
1-1-1.フォトポリマーの応用形態
1-1-2.UV硬化の課題
1-1-3.「影」の硬化をどうするか?
1-1-4.遷移確立と吸光係数
1-2 デュアルUV硬化に用いられる硬化反応
1-2-1.光硬化とは?
1-2-2.ハイブリッド・デュアルUV硬化の定義
1-2-3.光ラジカル重合反応
1-2-4.高分岐型多官能性オリゴマー
1-2-5.高分岐型ポリアクリレート
1-2-6.イソシアネートメタ(アクリル)モノマー
1-2-7.エンーチオールUV硬化系
1-2-8.光カチオン重合反応
1-2-9.光カチオン重合開始用素材
2.ハイブリッドUV硬化
2-1.ラジカル重合+ラジカル重合系
2-1-1.光ラジカル重合?光ラジカル重合系
1) 2段階UV照射
2) アクリルーエン・チオール重合系
2-1-2.光ラジカル重合?光ラジカル架橋
2-2.ラジカル重合+カチオン重合系
2-2-1.光ラジカル重合+光カチオン重合系
2-2-2.光ラジカル重合+光カチオン架橋
3.デュアルUV硬化2段階照射ラジカル重合系
3-1.UV照射+熱(IR)処理
3-2.熱処理+UV照射
3-3.UV照射+熱硬化
4.増殖型UVイオン重合系
4-1.光酸発生剤反応+熱酸発生反応
4-2.光酸発生反応+酸増殖反応
4-3.光塩基発生反応+塩基増殖反応
5.熱架橋・光脱架橋系
5-1.UV硬化と熱脱架橋
5-2.UV架橋+熱脱架橋
5-3.UV架橋+還元的脱架橋
【質疑応答・名刺交換】