発明・創造のための思考技法「等価変換理論」
等価変換理論を習得すれば、右脳的な自然の閃きと左脳的な論理力を掛け合わせて、大胆な発想、ブレークスルーを生み出しやすくなる!演習を交えてマスターしよう!
- 新商品・新事業を偶然の閃きだけに頼らず、意図的に生み出すための手順を明示する!-
主催:R&D支援センター
日時:平成21年12月14日(月)10:30-16:30
≪講座の趣旨≫
元同志社大学教授、故市川亀久彌博士は、古今東西の発明者たちの創造までのプロセスや創造作業の実態を長年にわたって研究し、それを一つの体系にまとめることに成功しました。それが1955年に発表された「等価変換理論」です。
市川博士はこの体系化したノウハウを自らが主宰する研究会を通じて、実際に企業の開発現場にいる教え子達に伝授していきました。そしてそれは現実に彼らの企業現場での数多の発明品として花開いたのです。
この教え子の中にはシャープで国産テレビ第一号の開発に従事し、その後同社の液晶製品や製造技術の開発をリードした春山丈夫氏、機械の専門家ながら、大成建設で吹付けコンクリート、PCコンクリートなどコンクリート分野で数々のイノベーションを生み出した小阪明氏などがいます。
このセオリーを知らずして、発想力・創造力の強化について語ることはできないでしょう。単なる偶然の閃きに頼るのではなく、意図的に何かを発想し新しい物を生み出すということについて、ここまで理路整然と手順を明示したものは他にはないからです。
このセオリーを活用すれば、
・右脳的な自然の閃きと左脳的な論理力を掛け合わせて、大胆な発想、ブレークスルーを生み出しやすくなる
・壁にぶつかったときの突破口を見いだせる
・過去の成功事例をさらに活かすことが出来る
・共通言語化することで、グループでのシナジーを強化できる
ことができるようになります。
≪講座趣旨≫
1.総論
1-1 等価性の発見
1-2 ケース演習
1-3 等価変換方程式
2.等価変換理論の思考プロセス
2-1課題の抽出
2-2解決目標の定義
2-3観点の設定
2-4活用ヒントの特定
2-5限定条件の抽出
2-6発想の概念の確立
2-7発想の具体化
2-8具体案の検証
3.発想力、抽象的思考力の強化演習
4.ケース演習:等価変換理論活用による発明
5.事例紹介
6.組織での導入、運用について
【質疑応答】