車載用カメラにおける環境(周辺)認識技術の基礎と実用化への課題・対

早くから普及してきたバックビューカメラを始め、今後の普及が期待されるステレオカメラまで、原理や自動車用センサーとしての優位性、そして実用化に当たってのいくつかの課題と解決法について解説!

車載用カメラにおける環境(周辺)認識技術の基礎と実用化への課題・対策

〜バックビューモニターから交通環境認識までの応用に向けて〜

主催:R&D支援センター

日時:平成22年3月24日(水) 10:30〜16:30

≪講座趣旨≫
 車載カメラは人間の目に代わって前方、後方、側方の環境を認識し安全運転を支援する。さらにステレオカメラは画像に奥行き情報を付加し、レーダーとは桁違いに縦横分解能のよい次世代の三次元センサーである。特に、前方に見える風景の中へ奥行き方向に進んでいく自動車にとって、ステレオカメラによる交通環境認識は圧倒的に有利である。

 本セミナーでは、早くから普及してきたバックビューカメラを始め、今後の普及が期待されるステレオカメラまで、原理や自動車用センサーとしての優位性、そして実用化に当たってのいくつかの課題と解決法について説明する。

≪プログラム≫
1.周囲環境のモニター
 1.1 事故統計の物語るもの
 1.2 各種センサーの比較
 1.3 バックビューカメラ
 1.4 全方位カメラ
2.ステレオカメラの原理
 2.1 カメラ幾何
 2.2 リアルタイムステレオカメラ
 2.3 車載に適したステレオカメラとは
3.ステレオカメラによる交通環境認識
 3.1 白線の認識
 3.2 道路面の認識
 3.3 立体物の認識
4.実用化への課題と解決法
 4.1 補正と校正
 4.2 サブピクセル
 4.3 輝度の調整
 4.4 オクルージョン
 4.5 様々な天候への対応

 【質疑応答】