ガラスの強度と破壊挙動

ガラスの強度や破壊現象の評価方法を解説し、化学的な視点からガラスの高強度化へ取り組むヒントを紹介する!

ガラスの強度と破壊挙動 〜高強度化へのアプローチ〜

主催:R&D支援センター

日時:平成22年8月25日(水) 12:30〜16:30

≪講座趣旨≫
ガラスの強度や破壊現象の評価方法を解説し、化学的な視点からガラスの高強度化へ取り組むヒントを紹介する。材料力学や破壊力学の基礎から始めて、ガラス材料に特徴的な永久高密度化現象や、本質強度など最近の研究成果についても概説する。

≪プログラム≫
1.材料力学と破壊力学の基礎
  1-1. 脆性破壊
  1-2. 応力拡大係数と破壊靱性
  1-3. 強度測定法と破壊靭性値測定法
  1-4. 疲労現象
2.ガラスの押し込み試験
  2-1. ガラスの硬度測定
  2-2. 押し込み破壊靱性値
  2-3. 脆さ評価
  2-4. クラック発生荷重
  2-5. スクラッチ試験
3.ナノ(サブミクロン)インデンテーション
  3-1. ナノインデンテーションによる機械的特性評価
  3-2. AFMによる圧痕形状観察
4.ガラスの高密度化
  4-1. ガラスの高密度化現象
  4-2. 押し込み誘起高密度化
  4-3. スクラッチ誘起高密度化
  4-4. 損傷性,脆性評価に高密度化が及ぼす影響
5.ガラスの本質強度
  5-1. 本質強度とは
  5-2. ファイバー2点曲げ試験法
  5-3. ガラスの本質強度の組成依存性
6.高強度ガラスへのアプローチ
  6-1. ガラスの強化法
  6-2. 強化ガラスの最近のトピック
【質疑応答・名刺交換・個別相談】