SP値/溶解度パラメータの基礎と高分子相溶性予測への適用
SP値/溶解度パラメータの定義、測定法、推算法および基礎的な適用事例などを説明した上で、高分子材料の相溶性予測への適用に関して解説!実際に計算・推算を行っていく上でのノウハウ的な内容に関しても解説!
主催:R&D支援センター
日時:平成22年8月26日(木)13:00〜16:30
<講座趣旨>
SP値/溶解度パラメータの定義、測定法、推算法および基礎的な適用事例などを解説した上で、高分子材料の相溶性予測への適用に関して解説する。
ポリマー溶液、ポリマーブレンドの相溶性予測、ランダムコポリマーの場合の取り扱い、あるいはブロックコポリマーのミクロ相分離構造予測などに関して、SP値の利用を中心に解説するが、分子シミュレーション、平均場理論の利用など、より進んだ方法論の紹介まで話題を広げたい。さらに、種々の推算・計算機シミュレーションによる相溶性予測の精度、実用性、および実際に計算・推算を行っていく上でのノウハウ的な内容に関しても解説したい。
<プログラム>
1.SP値/溶解度パラメータの基礎
1-1.SP値の定義
1-2.測定法
1-3.適用事例
2.高分子材料のSP値の計算・推算方法
2-1.原子団寄与法による推算
2-2.グラフ理論による推算
2-3.分子シミュレーションによる推算
3.高分子材料の相溶性予測
3-1.χパラメータの予測
3-1-1.溶解度パラメータからの予測
3-1-2.分子シミュレーションからの直接的な予測
3-2.高分子溶液の相溶性予測
3-3.高分子ブレンドの相溶性予測
3-4.コポリマーの取り扱い
3-4-1.ランダムコポリマー
3-4-2.ブロックコポリマー
4.高分子材料の相溶性予測の実用性
4-1.各種溶解度パラメータ予測の精度
4-2.相溶性予測に求められる精度と現状の予測精度の比較
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