自動車用プラスチック部品の現状と動向

自動車用汎用プラスチック・エンジニアリングプラスチックの欧米を含めた開発動向、窓ガラスの要求規格、樹脂化・軽量化における成形加工技術と、その技術的課題に関して概説!

自動車用プラスチック部品の現状と動向

主催:R&D支援センター

日時:平成22年9月27日(月) 13:00〜16:30

≪講座のポイント≫
自動車部品の軽量化は、炭酸ガス排出量の削減、燃費向上につながる大きな手段の一つである。 さらに、今後大きく広がるであろうEV車、HEV車においても、軽量化の要求は非常に高い。特に自動車用窓ガラスの樹脂化は軽量化効果も大きく、現在、非常に注目されているテーマである。

 本講演では、欧米を含めた開発動向、自動車用窓ガラスの要求規格、樹脂化における成形加工技術と、その技術的課題に関して概説するとともに、自動車部品に対する軽量化への要求と、その取り組みに関して概説する。

≪プログラム≫
1.エンジニアリングプラスチックと自動車
  1.1 プラスチックの分類とエンジニアリングプラスチックの特徴
  1.2 自動車への樹脂使用量の変遷

2.自動車部品における軽量化への要求
  2.1 エネルギーシステムの変換に基づく軽量化への要求
  2.2 自動車部品樹脂化による軽量化の考え方

3.自動車部品の樹脂化
  3.1 自動車グレージングの樹脂化動向とその取り組み
    1.はじめに
      1-1 樹脂グレージングの背景
      1-2 市場動向
      1-3 各国要求規格
    2.樹脂グレージングの特徴と技術的課題
      2-1 樹脂グレージングの特徴
      2-2 多色成形技術とCAE予測技術
      2-3 ハードコート技術
      2-4 熱線遮蔽技術
  3.2 その他部品への適用事例

4.自動車部品の樹脂化を目指した機能性エンプラ材料の紹介
  4.1 EV、HEV化に向けた新規材料
    ・電装部品向け材料
    ・高熱伝導材料
  4.2 エンプラ系長繊維強化材料

【質疑応答・名刺交換・個別相談】

キーワード:自動車,プラスチック,エンプラ,樹脂化,軽量化,グレージング,電気自動車,ハイブリッド自動車