海外工場のモノづくり現場における作業員の指導・マネジメントのポイントと強化法

海外での工場マネジメントにお悩みの方はもちろん、ものづくりを体系的に学びたい方、分かりやすい指導方法を身につけたい方にもお薦め!トヨタパナソニックで多くの実績を積んでこられた講師に幅広い知見を基に解説・指導していただきます!

海外工場のモノづくり現場における作業員の指導・マネジメントのポイントと強化法

主催:R&D支援センター

日時:2011年2月17日(木) 10:00〜17:00

<講座のポイント>
国内外を問わず製造現場で働く多くの人が仕事に誇りとやりがいを持ち、自己成長と夢を実現できると感じることができる職場づくりが職場に活気をまたせ生産性向上に大きく寄与します。かつて、安価な人件費だけを求めて海外進出した企業は、今では最低賃金も上昇し、従業員を働くマシンとして扱ってきたために優秀な人員が確保できなくなってきています。人件費が高騰するなか、「人海戦術」的な生産方式を改め、生産ラインの省人化・無人化を目指した動きも目立つようになってきました。そのような背景から、本セミナーでは海外工場における現地の生産性向上を目指し、ものづくりの考え方、指導方法など、海外工場・現地作業者をマネジメントする考え方、方法を学びます。

 海外での工場マネジメントにお悩みの方はもちろん、ものづくりを体系的に学びたい方、分かりやすい指導方法を身につけたい方にもお薦めの講座です。講師はトヨタパナソニックで多くの実績を積んでこられた竹内氏をお迎えし、幅広い知見を基に解説・指導していただきます。

<プログラム>
1.ものづくりの基本的な考え方  〜“WINS FOPS”7つのキーワード〜
 市場変化に素早く対応し、利益最大化を追求。C/F、B/Sを改善するものづくりアプローチを解説します。
  Waste & Why
  Inventory
  Standard work
  Flexible manpower line
  One-piece-flow & Orderly Flow
  Pull production method
  5S 3F (Five S and Three F) FIFO
2.海外工場の現状分析ポイントと課題対策
  2-1 まずは現状を分析〜現場の課題を把握しよう〜
   (1) 社員の定着率
   (2) 現地の人の処遇
    ・希望の持てる処遇か
    ・幹部社員を育てる体系があるか、また公平か
   (3) 作業者への仕事の与え方
    ・作業者をロボットとして扱っていないか
    ・細切れ作業、単サイクル作業ではないか
    ・手待ち率
   (4) 現場管理方法
    ・職場の管理方法が明確化されているか
    ・管理帳票があるか
   (5) 2S・3定の実施状況
    ・徹底が出来ているか
    ・理解されているか
   (6) 作業確認書の有無
  2-2 分析結果から現場に何が、なぜ必要なのか把握しよう
3.海外で実践するにあたって
   (1) 現場での観察方法を身につける
   (2) モノづくり現場の評価方法を学ぶ
   (3) モノと情報の流れ図で全体を見て課題を発見する
   (4) 現場で景色を変え効果の出るサンプルラインを早期に実現する
   (5) 人の教育と訓練を実施する
【質疑応答・名刺交換・個別相談】