高分子膜・フィルムにおける透過・分離・バリア性の原理と課題・対策

高分子透過膜,分離膜やバリア膜(材料)の問題点や現状について紹介しつつ,本分野の最近のトピックスについて詳述!

高分子膜・フィルムにおける透過・分離・バリア性の原理と課題・対策

主催:R&D支援センター

日時:2011年3月25日(金) 12:30〜16:30

<講座のポイント>
高分子透過膜,分離膜やバリア膜(材料)を通した気体や,蒸気(水蒸気)等の低分子の透過性の基本を原理に基づいて説明し,高分子透過膜,分離膜やバリア膜(材料)の問題点や現状について紹介しつつ,本分野の最近のトピックスについて詳述する。

<プログラム>
1.気体・水蒸気透過性の基礎
2.気体透過性と透湿性
  2-1 気体の収着・拡散・透過性

3.収着(吸収+吸着)
  3-1 吸収
  3-2 溶解度
  3-3 気体・水蒸気−高分子の親和性
  3-4 相互作用パラメータ
  3-5 溶解性パラメータ

4.収着機構
  4-1 溶解型
  4-2 ヘンリー収着
  4-3 ラングミュアー収着
  4-4 BET収着
  4-5 二元収着

5.拡散
  5-1 気体・水蒸気のサイズ
  5-2 自由体積
  5-3 自由体積分
  5-4 占有体積

6.透過
  6-1 ガラス状高分子膜/部分不動化モデル
  6-2 結晶性高分子膜
  6-3 スマートメンブレン

7.分離性(選択性)
  7-1 透過係数比

8.バリヤー性
  8-1 結晶部分
  8-2 緻密構造
  8-3 水素結合
  8-4 イオン結合
  8-5 配向
  8-6 subTg annealing
  8-7 複合化

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