圧電セラミックスの焼成プロセスと材料開発・評価

無鉛化の現状と課題を概観するとともに、圧電セラミックスの基本事項に立ち返りながら、無鉛圧電セラミックス材料開発における課題解決の可能性と動向を紹介!

圧電セラミックスの焼成プロセスと材料開発・評価

主催:R&D支援センター

日時:2011年4月26日(火) 12:30〜16:30

《講座趣旨》
圧電セラミックスは、アクチュエータやセンサなど様々な用途に用いられ、その材料としては、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系が最も多く利用されている。本セミナーでは、PZT系セラミックスの低温焼結に関する研究をもとに、圧電セラミックスの焼成プロセスについて解説する。併せて、無鉛化の現状と課題を概観するとともに、圧電セラミックスの基本事項に立ち返りながら、無鉛圧電セラミックス材料開発における課題解決の可能性と動向を紹介する。

《プログラム》
1.はじめに
2.圧電セラミックス
  2-1 圧電セラミックスの基本事項
  2-2 圧電セラミックスと添加物
  2-3 各種圧電セラミックスとその応用
3.PZT系圧電セラミックス
  3-1 焼結プロセスの制御
  3-2 低温焼結のメカニズム
  3-3 焼結助剤と圧電特性
4.無鉛圧電セラミックス
  4-1 鉛使用規制の現状
  4-2 代表的な無鉛系圧電セラミックス
  4-3 チタン酸ビスマスナトリウム系圧電セラミックス
   4-3-1 添加物と圧電特性
   4-3-2 どこまでPZT系に近づけるか?
5.無鉛圧電セラミックスの圧電特性
  5-1 各種無鉛圧電セラミックス
  5-2 圧電特性の向上は可能か?
6.おわりに
【質疑応答・名刺交換・個別相談】