スラリーの分散調製技術と分散状態評価技術

評価の難しい高粒子濃度のスラリーや多成分系のスラリーについて粒子分散を評価し、製品特性を予測・制御するかを詳解!

スラリーの分散調製技術と分散状態評価技術

主催:R&D支援センター

日時:2011年4月18日(月) 12:30〜16:30

<講座のポイント>
液中での粒子分散を支配する要因を解説します。その後で、実際の評価結果も交えながら粒子分散状態をどう評価するか、その評価法を紹介します。特に評価が難しい高粒子濃度のスラリーや多成分系のスラリーについて、粒子分散を以下に評価し、製品特性を予測・制御するかを解説します。

<プログラム>
1.スラリー評価の重要性 ーセラミックス成形を例にー
  1-1 セラミックス成形で重要なスラリー特性
  1-2 製品特性とスラリー特性の関係
  1-3 スラリー特性に影響を及ぼす因子
  1-4 スラリー評価の難しさ
2.スラリーの流動性評価
  2-1 流動挙動の種類
  2-2 流動性評価法
  2-3 流動性評価の実例
3.スラリー中の粒子集合状態評価技術
  3-1 重力沈降,遠心沈降試験
    3-1-1 測定原理及び実験方法
    3-1-2 測定結果の実例
  3-2 静水圧測定法
    3-2-1 測定原理及び実験方法
    3-2-2 測定結果の実例
  3-3 定圧濾過法
    3-3-1 測定原理及び実験方法
    3-3-2 測定結果の実例
  3-4 その他の評価法
    3-4-1 毛管吸引時間測定
    3-4-2 その場固化による直接観察
4.応用例 ー多成分系スラリーの評価結果ー
5.まとめ
【質疑応答・名刺交換・個別相談】