地下熱利用技術の現状と課題

地下熱(地中熱)の特徴、地下熱利用の意義、地下熱利用技術、世界と日本の地下熱利用状況、地下熱を利用した次世代の冷房・暖房システムの開発について解説!

地下熱利用技術の現状と課題

〜ヒートポンプの導入と冷暖房システムの開発について〜

主催:R&D支援センター

日時:2011年7月28日(木) 13:00〜16:30

<講座のポイント>
東日本大震災により福島原子力発電所で深刻な放射線漏洩事故が続いている。福島原発事故を契機に、我が国のみならず世界のエネルギー需給構造が大きく変わるだろう。太陽光、風力、地熱、バイオマス、小水力発電などとならんで、いま最も注目されているのが地下熱を利用した冷暖房システムである。ここでは、地下熱の特徴、地下熱利用の意義、地下熱利用技術、世界と日本の地下熱利用状況、地下熱を利用した次世代の冷暖房システムの開発について解説する。

<プログラム>
1.はじめに
2.なぜ地下熱か
  2-1 酷暑と酷寒を地下熱で克服する
   2-1-1 地下熱による熱エネルギーの季節間利用
   2-1-2 帯水層熱エネルギー貯留
  2-2 熱伝導と体積熱容量の比較
3.地下蓄熱技術
  3-1 地中熱交換器
  3-2 エネルギー消費
   3-2-1 民生家庭部門
   3-2-2 民生業務部門
   3-2-3 世界の化石エネルギー消費と地球環境
  3-3 地下蓄熱の概念図
4.世界と日本の地下熱利用の概況
  4-1 地下熱ヒートポンプシステムの国別普及状況
  4-2 地下熱ヒートポンプの世界容量比較
  4-3 地下熱ヒートポンプの利用熱量上位国
  4-4 米国の状況
  4-5 欧州の状況
  4-6 中国と韓国の状況
  4-7 日本の状況
   4-7-1 地下熱賦存量
   4-7-2 地下熱の用途
   4-7-3 地下熱ヒートポンプシステムの設置件数
   4-7-2 地下熱の導入事例
5.地下熱を利用した次世代の冷暖房システムの開発
  5-1 NEDO事業−地下水制御型ATESの概要
  5-2 地下水制御型ATESに関わる基礎調査
  5-3 オランダの次世代冷暖房システム
6.おわりに
(質疑応答・名刺交換・個別相談)