触媒の劣化メカニズムと対策および加速寿命試験方法
工業触媒は必ず劣化する!工業触媒を開発又は使用する技術者は、長寿命触媒の調製法や劣化原因の究明法と劣化対策法を解説!
主催:R&D支援センター
日時:2011年10月31日(月) 10:30〜16:30
【講座のポイント】
工業触媒は目的反応のためのツールである。ツールには最適な使用方法がある。又、工業触媒は必ず劣化する。工業触媒を開発又は使用する技術者は、長寿命触媒の調製法や劣化原因の究明法と劣化対策法を知らなければならない。工業触媒は実学である。工業触媒の開発に携わってきた演者は、これらのことを自らの経験に基づいて解説する。触媒の開発研究者、使用している工場のオペレーターにとって貴重なアドバイスが得られるとものと思われる。
【プログラム】
1.工業触媒
1-1 工業触媒の基本
1-2 使用方法
2.工業触媒の最適化
2-1 活性を上げる方法
2-2 選択性を上げる方法
2-3 工業触媒の寿命と劣化原因
3.触媒層の最適な設計
3-1 最適触媒層の設計
3-2 スケールアップの方法
4.活性劣化現象
4-1 劣化現象
4-2 事例による劣化原因の究明
5.劣化触媒の解析
5-1 劣化触媒の分析
5-2 劣化原因の解析
5-3 迅速寿命試験方法
6.劣化対策
6-1 前処理による劣化対策
6-2 運転方法による劣化対策
6-3 繰り返し使用法又は触媒寿命の延命法
7.触媒の長寿命化
7-1 調製法による長寿命化
7-2 合金化による金属溶出防止
7-3 最適担体利用による長寿命化
8.再生方法
8-1 薬液洗浄
8-2 水素ストリッピング
8-3 カーボンバーン
8-4 ゼオライト触媒の再生
9.加速寿命試験方法