ポリマー系ナノコンポジットの基礎から応用まで

ポリマー/クレイ系ナノ複合材料の構造制御・調整法・成型技術から軽量・高剛性・導電性・高耐火性など高機能付与技術を詳述!

ポリマー系ナノコンポジットの基礎から応用まで

主催:R&D支援センター

【講座のポイント】
 材料科学研究の究極の目標の一つに多機能材料の開発が挙げられる.これらの材料はそれを構成する物質の特性が2つ以上同時に強化された結果,2つ以上の従来の材料を一度に代替できることが可能となる.
 例えば航空機の翼や胴体に使用可能な軽量かつ高剛性,そして導電性・高耐火性を兼ね備えた多機能複合材料である.
 世界規模で急速な発展を遂げたポリマー/クレイ系ナノ複合材料もこの多機能複合材料としてこれまでに技術発展してきた.ポリマー/クレイ系ナノ複合材料の現状と今後について解説する.

【プログラム】
1.はじめに
2.ナノ構造制御法
  2-1.有機修飾ナノフィラーの構造とその意味
  2-2.インターカレーションの実際とその解釈
3. 新しいナノコンポジットの調製方法
  3-1.固相加工の取り組み
4.ナノフィラーとネットワーク構造の重要性
  4-1.レオロジー, 結晶化, 核剤, 触媒
5.超微細発泡成形と3D多孔体
  5-1.ポリ乳酸ナノコンポジットを例にして
6.Rapid Manufacturingへの展開
7.FEMによるナノコンポジット力学の解釈
8.中空球状ナノ粒子の応用
9.VAMAS TWA-PCN
  9-1.ナノコンポジットの国際基準
10.展望
【質疑応答・名刺交換・個別相談】