化学蓄熱・ケミカルヒートポンプの基礎と技術利用展開

エネルギー利用の高効率化において蓄熱・ヒートポンプ技術は不可欠であり、その中で化学蓄熱技術は中高温域蓄熱、また高エネルギー密度という点で期待されています。技術の基礎とその利用例をご紹介!

化学蓄熱・ケミカルヒートポンプの基礎と技術利用展開

共催:R&D支援センター

日時:2012年1月24日(火) 10:30〜16:00

第1部 化学蓄熱技術の基礎と高性能化学蓄熱材の開発
【講座のポイント】
 化学蓄熱技術の新たな可能性を提示する。エンジン等から排出される200〜400℃域の中温熱の回収・有効利用に着目し、中温排熱利活用にむけた化学蓄熱技術の基礎、さらにケミカルヒートポンプへの化学蓄熱の利用について説明する。対応が可能な酸化マグネシウム/水系化学蓄熱を中心にその原理、応用事例を示す。さらに、新たな化学蓄熱材の開発事例を説明し、化学蓄熱技術の発展可能性を解説する。

【プログラム】
1.概論:化学蓄熱による省エネルギー
 1.1 化学蓄熱による省エネルギー
 1.2 化学蓄熱の基礎
 1.3 化学蓄熱導入のための技術ポイント
 1.4 化学蓄熱の分類
2.酸化マグネシウム/水系化学蓄熱の開発
 2.1 化学蓄熱装置構成
 2.2 化学蓄熱装置の原理と応用
 2.3 化学蓄熱装置の研究開発事例
 2.4 化学蓄熱装置の実用化
3.化学蓄熱の高性能化学蓄熱材の開発
 3.1 新しい化学蓄熱材料の検索
 3.2 新しい化学蓄熱材料の開発事例
4.まとめ:開発の要点、将来展望
【質疑応答・名刺交換】

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第2部 ケミカルヒートポンプシステムの開発と利用展望
【講座のポイント】
 ケミカルヒートポンプは,エネルギーを回収して,エネルギー密度の高い化学蓄熱により蓄え、反応コントロールにより高温や冷熱に熱改質して再利用するというプロセスを得るため、エネルギーの高効率リサイクル有効利用システム構築のキーテクノロジーであると言える。今回は、そのメカニズムと世界初の実用化へ向けた開発事例と展望を解説します。

【プログラム】
1.はじめに:エネルギー有効利用と環境負荷
2.ケミカルヒートポンプのメカニズムと蓄熱・ヒートポンプ技術
 2.1 顕熱蓄熱の特性と事例
 2.2 潜熱蓄熱の特性と事例
 2.3 化学蓄熱の特徴とケミカルヒートポンプへの発展
 2.4 ケミカルヒートポンプ用材料
 2.5 ケミカルヒートポンプの作動原理
3.ケミカルヒートポンプによる廃エネルギー利用技術開発事例
 3.1 深夜電力蓄熱‐昼間温・冷熱生成システム
 3.2 車両エンジン廃熱蓄熱−温・冷熱利用システム
 3.3 ケミカルヒートポンプドライヤシステム
 3.4 ケミカルヒートポンプ搭載冷凍・冷蔵車両システム
 3.5 工場廃熱蓄熱−地域エネルギーリサイクル利用システム
4.おわりに:今後に向けて
【質疑応答・名刺交換】

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第3部 自動車排熱における化学蓄熱技術の導入(仮)
【講座のポイント】
作成中

【プログラム】
作成中

【質疑応答・名刺交換】

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