フィルム搬送・巻取りの基礎とトラブル対策【大阪開催】

ウェブハンドリング技術の基礎から演習事例までを総括的に解説!フィルム搬送や巻取りで諸問題を抱える多くの研究や製造の方々のレベルアップを目指す!

フィルム搬送・巻取りの基礎とトラブル対策

主催:R&D支援センター

日時:2012年2月6日(月) 10:30〜16:30

【講座のポイント】
 コーティング・乾燥、フィルム製膜、スリッティング、印刷など、様々なロールtoロールプロセスの分野で、フィルム搬送・巻取りはベースとなる技術です。

 本講座では1日でウェブハンドリング技術の基礎から演習事例までを総括的に解説していきます。フィルム搬送や巻取りで諸問題を抱える多くの研究や製造の方々にとって、本講座がレベルアップのためのきっかけになれば幸いです。

【プログラム】
1.ウェブハンドリングとは?
2.ウェブハンドリングの力学
  2-1 応力、歪、弾性率についての基礎からの理解
     *ウェブ張力をどのように決めるか?
  2-2 トラクション(摩擦)のコントロール、及び摩擦係数の測定方法
  2-3 スリップ及びスクラッチの防止方法
  2-4 より大きなトラクション(摩擦)を得る方法
3.シワの防止
  3-1 シワの形態とウェブ搬送における基本法則の理解
  3-2 シワの発生条件、及びウェブの面内応力分布の計算例
  3-3 シワ発生条件の予測 
  3-4 ウェブの各種拡幅技術(各種シワ取り技術の紹介) 
4.搬送時のウェブ浮上量とトラクションの変化
  4-1 空気層厚みとトラクションの関係
5.巻取ロールにおける空気層厚みの解析
6.蛇行防止、巻きズレ防止
  6-1 空気層厚み制御による安定走行の実現
7.多層フィルムのラミネートのポイント
8.ウェブ搬送におけるローラー径の考え方
  8-1 ウェブ厚み方向の応力分布を考慮したローラー径の計算例
9.巻き取りにおける諸問題(巻き取りの基礎と各種欠陥及び対策)
  9-1 巻品質−主な欠陥と発生要因
  9-2 ロール内部応力の概念
  9-3 ロール内部応力の解析モデル
  9-4 基材幅方向厚み斑への対応
  9-5 巻取モデル
10.最近のウェブハンドリングの研究例
  10-1 ウェブハンドリングリサーチセンターの紹介
  10-2 「IWEB」に見る最近の研究例

(質疑応答・名刺交換・個別相談)