導電性カーボンブラックの特徴と用途、技術展開
二次電池、燃料電池、キャパシタ、導電性コンパウンド・プラスチックなど様々な分野で活躍する導電性カーボンブラックとはなにか?という基礎から最新応用技術までを実験データ、具体的事例を使って分かりやすく解説!
〜高導電化、導電性制御技術、高分散化技術〜
主催:R&D支援センター
日時:2012年3月23日(金) 10:30〜16:30
【講座のポイント】
導電性カーボンブラックとはなにか?導電カーボンの特性を十分理解し、目的とする用途に応じ配合設計することが特徴ある製品を生み出すポイントとなります。本講演では、導電カーボンの種類や特徴といった基礎編から、分散性、導電性を向上させるための最新の技術トレンドや昨今の市場動向などの応用編まで、導電カーボンに関する内容全般をわかりやすく説明します。
【受講対象者・レベル】
導電性素材やその応用分野に携わる研究員や販売員。初心者から経験者まで幅広い方々を対象
【プログラム】
1.導電性フィラーとは? 〜種類、特徴、用途〜
カーボンブラック、金属系フィラー、白色導電フィラー、カーボンナノチューブ
2.導電性カーボンブラックとは? 〜構造、種類と特性〜
2-1 構造、物理・化学的性質
2-2 導電性発現機構
2-3 各種導電性カーボンブラックの種類と特性
ケッチェンブラック、アセチレンブラック、オイルファーネスブラック
3.最新の技術トレンド 〜導電性、分散性に影響を及ぼす因子〜
3-1 分散、導電化機構
(1)分散機構
(2)分散機種類と分散状態評価方法
(3)導電性評価方法
3-2 導電性、分散性に影響を及ぼす因子
(1)分散状態(凝集塊量)と導電性
(2)樹脂の影響(単一樹脂系、二成分樹脂系)
(3)充填材の影響
(4)成形条件の影響
3-3 カーボン改質技術
4.導電性複合製品の用途事例
4-1 用途分類
4-2 ニューパワーソース分野(リチウム・イオン電池、キャパシタ、燃料電池)
4-3 導電性プラスチック、コンパウンド分野
[質疑応答・名刺交換]