機械設計者のための基礎製図講座【名古屋開催】

製図の知識を基礎から概説し規則の役割を明確化!

機械設計者のための基礎製図講座

主催:R&D支援センター

日時:2012年4月13日(金) 10:30〜16:00

【受講対象】
学校や企業で一度学習した製図の知識をもう一度復習し、その規則の役割を明確にし、整理をしたい方。
受講前の予習は必要ありません。また細部を忘れていてもかまいません。
全くはじめての方は対象外です。また、CAD講習ではありません。
【習得できる知識】
それぞれの製図規則の意図と位置づけ
2010年に大改訂された最新のJIS製図規則
【講師の言葉】
 繊維機械設計開発者でしたが、社内教育部門の技術者教育も担当しました。同時に同志社大学の製図教育にも関わらせて戴き、退職後は1,2,3回生の設計製図の授業を担当し現在に至っています。学校と企業の立場の差を痛感する毎日です。その差を埋めるべく、製図学の教科書と一通り教育を受けた方をホローする2冊の本を執筆する機会にも恵まれました。
 今回は後者の第2版を6月に出版しましたので、この本を教材に受講者の皆様の頭の整理をお手伝いできればと思います。
 また、2次元、3次元CADにて日常の設計製図をされていると思いますが、CADの功罪につきましても、ぜひお話したいと存じます。

【プログラム】
「図面のポイントがわかる実践機械製図(第2版)」を当日に配布して教材にします。

1.基礎編
  1-1.図面を描く前に知っておくことがら
  1-2.図面を描くときに知っておくことがら
     2010年に変更された製図規則を中心に
  1-3.機能するエッジと機能しないエッジ
  1-4.コントロール半径とは
  1-5.JISでは規定されていない習慣
  1-6.右ねじと左ねじ
  1-7.寸法公差と幾何公差
  1-8.製品の幾何特性(GPS)とは
  1-9.表面性状について
2.応用編
  2-1.スケッチの重要性について
  2-2.さまざまな製造法(10種)の図面例
  2-3.2010年に変更された溶接記号について
  2-4.製品別(6種)にみる本格的な図例
  2-5.製品開発から利用者に渡るまでのプロセスと考え方
【質疑応答・名刺交換・個別相談】

キーワード:機械,設計,製図,JIS,図面,寸法,幾何,公差,講習会,セミナー