ストレッチフィルムを中心とした超多層積層技術による高機能・高付加価値化

高機能・高付加価値フィルム、シートに対応するTダイの専門メーカーとして世界的なリーダーの超多層製膜を含む最新技術動向などを通して、ストレッチフィルムを中心として、多くの事例を分かりやすく紹介・解説!

ストレッチフィルムを中心とした超多層積層技術による高機能・高付加価値化

主催:R&D支援センター

日時:2012年4月20日(金) 12:30〜16:30

【講座のポイント】
 プラスチックフィルム・シートは、要求される諸性能がますます高度なレベルになり、最近のIT機器・液晶テレビなどに代表される、情報通信・家電機器などの急速な高機能・高付加価値化に伴い、高精度化が進んできています。Tダイ法のフィルム・シートの押出成形現場においても例外ではなく、周辺装置の充実とあいまってTダイが高性能化し、高次元でのダイ流路設計・仕上げ精度や厚み自動制御が多く求められるようになってきました。

 また接着剤の要らない包装フィルムであるストレッチフィルムは、単層よりも複数の薄い層により性能が向上することが発見されて以来、「2009年ストレッチ&シュリンク会議」で注目され、ナノレイヤー樹脂として各種樹脂が登場してきました。 本講演会では高機能・高付加価値フィルム、シートに対応する、Tダイの専門メーカーとして世界的なリーダーの超多層製膜を含む最新技術動向などを通して、ストレッチフィルムを中心として、多くの事例を分かりやすく紹介・解説します。

【プログラム】
1.超多層用積層技術
  1-1 ダウ方式の分割・積み重ね方式
  1-2 クローレン方式の連続積み重ね方式
2.超多層用シングルマニホールドダイ
  2-1 共押出における問題点
  2-2 流路形状による流れの違い
  2-3 超多層用ダイ
3.超多層の実例
  3-1 超多層の効果
  3-2 超多層の実績
  3-3 超多層製品の実例
4.超多層ストレッチフィルム
  4-1 LLDPEベース・ストレッチフィルムの歴史
  4-2 超多層ストレッチフィルムの展望
  4-3 超多層ストレットチフィルムの効果
  4-4 超多層ストレッチフィルムの実績
  4-5 超多層ストレッチフィルムの今後の展開
  4-6 超多層ストレッチフィルムの既存ライン超多層化への実例

[質疑応答・名刺交換]