電波吸収体の実現法と最新動向

電波吸収体技術について,その基礎原理から各種設計法・製作法および材料定数の測定評価法,さらにはシミュレーション技法の基礎とその応用に至るまでの幅広い内容を詳説!

電波吸収体の実現法と最新動向

主催:R&D支援センター

日時:2012年5月25日(金) 12:30〜16:30

【講座のポイント】
 近年、電波環境は悪化の一途をたどり、悪化する電波環境を改善するため電波吸収体技術の必要性はますます高まってきている。その一例として、電波吸収体の利用分野は,電波暗室をはじめETCレーン間の干渉防止対策や、オフィス内環境における情報漏えい防止対策など幅広い分野に渡っている。
 そこで本講座では、これらの技術について、その基礎原理から各種設計法・製作法および材料定数の測定評価法、さらにはシミュレーション技法の基礎とその電波吸収体への応用に至るまでの幅広い内容を説明する。また、最近のトピックス等もあわせて紹介する。

【プログラム】
1.電波吸収体の概要
  1-1.電波吸収体の利用分野
  1-2.要求性能

2.電波吸収体の設計法
  2-1.一層構成の場合
  2-2.二層構成の場合
  2-3.λ/4構成の場合

3.材料定数の測定法
  3-1.共振器法
  3-2.自由空間法
  3-3.導波管法

4.各種電波吸収体の実現
  4-1.材料面による実現例
  4-2.構成面による実現例

5.シミュレーション技術の基礎
  5-1.MoM(モーメント法)
  5-2.FEM(有限要素法)
  5-3.FDTD法(時間領域差分法)

6.シミュレーション技術の具体例

【質疑応答・名刺交換・個別相談】