自動車用部品の樹脂化動向と今後の課題

欧米を含めた自動車用プラスチックの開発動向、自動車用窓ガラスの要求規格、樹脂化における成形加工技術と、その技術的課題、自動車部品に対する軽量化への要求に関して概説!

自動車用部品の樹脂化動向と今後の課題

主催:R&D支援センター

日時:2012年5月31日(木) 12:30〜16:30

【講座のポイント】
 自動車部品の軽量化は、炭酸ガス排出量の削減、燃費向上につながる大きな手段の一つである。 さらに、今後大きく広がるであろうEV車、HEV車においても、軽量化の要求は非常に高い。特に自動車用窓ガラスの樹脂化は軽量化効果も大きく、現在、非常に注目されているテーマである。

 本講演では、欧米を含めた開発動向、自動車用窓ガラスの要求規格、樹脂化における成形加工技術と、その技術的課題に関して概説するとともに、自動車部品に対する軽量化への要求と、その取り組みに関して概説する。

【プログラム】
1.エンジニアリングプラスチックと自動車
  1-1.プラスチックの分類とエンジニアリングプラスチックの特徴
  1-2.自動車への樹脂使用量の変遷

2.自動車部品における軽量化への要求
  2-1.エネルギーシステムの変換に基づく軽量化への要求
  2-2.自動車部品樹脂化による軽量化の考え方

3.自動車部品の樹脂化を目指した取り組み
  3-1.自動車グレージングの樹脂化動向とその取り組み
    3-1-1.はじめに
        ・樹脂グレージングの背景
        ・市場動向
        ・各国要求規格
    3-1-2.樹脂グレージングの特徴と技術的課題
        ・樹脂グレージングの特徴
        ・多色成形技術とCAE予測技術
        ・ハードコート技術
        ・熱線遮蔽技術
  3-2.その他部品への適用事例

4.自動車部品の樹脂化を目指した機能性エンプラ材料
  4-1.EV、HEV化に向けた新規材料
    4-1-1.電装部品向け材料
    4-1-2.高熱伝導材料
  4-2.エンプラ系長繊維強化材料

【質疑応答・名刺交換・個別相談】