熱硬化性樹脂の設計と構造・物性の評価

フェノール樹脂に関する基礎と応用を詳細解説!フェノール性環状化合物を含めて説明!

熱硬化性樹脂の設計と構造・物性の評価

〜フェノール樹脂を中心とした合成と物性評価〜

主催:R&D支援センター

日時:2012年10月30日(火) 12:30〜16:30

【講座のポイント】
 フェノール樹脂は、電気絶縁材料用途を中心にエポキシ樹脂硬化剤や半導体の封止材、レジスト材料として重要な材料です。フェノール樹脂の合成と分子構造、特徴と用途などについて、基礎的な内容から応用の話、さらに、フェノール性環状化合物を含めて説明いたします。

【受講対象者・レベル】
 フェノール樹脂を扱う技術者に限らず、熱硬化性樹脂をご検討されている方についても、ご参考頂ける基礎的な内容を多く含んだ講演となっています。

【プログラム】
1.フェノール樹脂の概要
  1-1 フェノール樹脂の合成と基本的な特徴
  1-2 フェノール樹脂の用途別重要動向
2.高分子量フェノール樹脂の合成と特徴
  2-1 合成条件
  2-2 分子構造解析 
  2-3 反応機構
  2-4 応用例
3.フェノール樹脂の分子特性解析
  3-1 溶液物性とは
  3-2 オルトクレゾールノボラック樹脂の分子形態
  3-3 分岐構造の影響
4.耐熱性の評価
  4-1 分子量の影響
  4-2 水酸基の影響
  4-3 分岐構造の影響
5.新規環状分子“Pillar[5]arene”
  5-1 新規環状分子 “Pillar[5]arene”の紹介
  5-2 Pillar[5]arene積層ナノチューブ
  5-3 Pillar[5]areneを輪成分としたポリロタキサン
  5-4 1置換Pillar[5]areneの合成と特性
  5-5 まとめ

【質疑応答・名刺交換】