PEDOTの合成、基礎物性、高導電化および電子デバイスへの応用
PEDOTの合成および基礎物性に関して幅広く紹介するとともに高導電化技術とその技術の電子デバイスへの応用、ITO代替透明電極としての可能性および電解コンデンサへの応用について最新の動向を分かりやすく解説する!
PEDOTの合成、基礎物性、高導電化および電子デバイスへの応用
主催:R&D支援センター
日時:2012年12月21日(金) 10:30〜16:30
【講座のポイント】
PEDOTはで高い電気伝導度および良好な耐久性を持った導電材料として電解コンデンサの陰極にまた、透明導電材料として透明帯電防止や透明電極としての用途開発が進んでいます。PEDOTの電気伝導度は1,000 S/cm近くまでに向上し既に高導電グレードとして実用化されていますが、より高い電気伝導度を目指した研究も精力的に行われ、最近では2,000 S/cmを超える報告もあり、ITO代替透明電極としても期待されています。
本セミナーではPEDOTの合成および基礎物性に関して幅広く紹介するとともに高導電化技術とその技術の電子デバイスへの応用、ITO代替透明電極としての可能性および電解コンデンサへの応用について最新の動向を分かりやすくかつ詳細に紹介いたします。
【プログラム】
1.はじめに
2.PEDOTの合成
2-1 化学重合
2-2 電気化学重合
2-3 気相重合
3.高次構造の制御技術
3-1 モルフォロジー制御
3-2 粒径制御
4.PEDOTの結晶構造と導電機構
4-1 PEDOTの結晶構造
4-2 PEDOTの導電機構
5.仕事関数の制御技術
6.PEDOT/PSS系の課題
6-1 PEDOT/PSS系の課題
6-2 PSSとは異なるポリマーイオン系
7.PEDOT/PSSの高導電化技術と電子デバイスへの応用
7-1 高沸点極性溶媒処理系
7-2 界面活性剤処理系
7-3 溶媒蒸気処理系
7-4 硫酸処理系
7-5イオン液体処理系
8.PEDOTのパターニング
8-1アディティブ法
8-2 サブトラクト法
9.透明導電膜としての開発動向
9-1 PEDOT/PSS系
9-2 in situ PEDOT系
9-3 CNT/PEDOT系
9-4 グラフェン/PEDOT系
9-5 金属ナノワイヤ/PEDOT
10.電解コンデンサへの応用
[質疑応答・名刺交換・個別相談]