リチウム回収の最先端技術と不純物分析および今後の展望
リチウムの市場動向、かん水・海水からの回収技術、レアメタルの品質評価について解説する!
[セミナー | R&D支援センター:title=リチウム回収の最先端技術と不純物分析および今後の展望]
主催:R&D支援センター
日時:平成21年12月18日(金) 11:00-16:30
第1部 リチウム資源の市場動向および需給
≪プログラム≫
1.世界のリチウム資源埋蔵量
2.世界のリチウム市場動向
3.リチウム資源回収の実際(鉱石およびカン水)
4.中国のリチウムマーケット
5.リチウムイオン電池市場動向
第2部 海水からのリチウム回収技術
≪講座趣旨≫
現在、プラグインハイブリッド自動車や電気自動車など環境対応車を推進する機運が高まっており、電動車両用リチウム二次電池市場も大幅に拡大するものと予測されている。そのような中で二次電池の原料となるリチウム資源の確保が大きな課題となってきている。
本講演では、世界のリチウム資源回収技術について俯瞰的に紹介するとともに、海水からのリチウム回収技術、塩湖等のかん水資源からのリチウム回収技術について吸着法を中心に紹介する。
習得できる知識としては、リチウム回収についての一般的な知識、リチウム選択吸着剤の製造、成形法、吸着剤を用いるリチウム回収技術、などである。
≪プログラム≫
1.リチウム資源と回収技術
1-1 世界のリチウム資源
1-2 鉱石からのリチウム回収法
1-3 かん水からのリチウム回収法
1-4 海水からのリチウム回収法
2.リチウム吸着剤の製造
2-1 イオン鋳型法による吸着剤の製造
2-2 成形法
2-3 吸着プロセス設計
2-4 脱着法
2-5 ベンチ試験
3.事業化に向けての技術開発
3-1 吸着剤の大量製造技術
3-2 吸着装置設計
3-3 実海域でのリチウム採取実験
3-4 コスト試算
4.塩湖かん水からの吸着回収技術
4-1 世界の塩湖かん水からの吸着回収技術
【質疑応答・名刺交換】
≪講座趣旨≫
色々な元素分析計の中で原子吸光の役目を理解いただく。原子吸光の概論と測定の注意点、レアメタル中の不純物分析における注意点などを解説する。
主成分分析と不純物分析とでは、前処理の影響や装置の測定制度に大きな差が出るので、汚染を含め測定のコツなどを習得していただく。
≪プログラム≫
1.元素分析計
2.前処理の注意
3.原子吸光の概論
4.原子化方法
5.バックグラウンド補正の種類
6.微量分析における汚染
7.レアメタル中の不純物分析と注意点
8.固相抽出法について