伝熱の基礎とExcelによる現場で使える熱計算ノウハウ講座

どのように現場で必要とされている熱計算を解くか?視覚化が難しい熱の流れ、温度変化について若手技術者にも熟練技術者にも表計算ソフトを用いて分かりやすく解説!

伝熱の基礎とExcelによる現場で使える熱計算ノウハウ講座

  〜過去2年間100件以上の熱計算案件に使用したExcel活用事例〜

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<講座趣旨>
熱計算、特に伝熱計算は簡単に視覚化が難しい熱の流れ、温度変化を扱うため機械設計技術者には取り組みがたい分野である。

 しかし、基礎となる数式は大学レベルの数学知識があれば容易に扱えるものであり、さらに表計算ソフトExcel(マイクロソフト)を使用する事により、初心者でもその計算を行うことは敷居が低くなってきている。

 本講座は、弊社が過去2年間にわたりのべ100件以上の熱計算案件から特によく相談があった案件を中心にExcelを使ってどのように熱計算を行えばよいか説明をする。

 極力基礎知識のレベルから、どのように現場で必要とされている熱計算を解くかに注意して説明するので、学生時代の知識が鮮明な若手技術者にとって有用な内容になる。

 また、熟練技術者にとっても、分かりやすく表計算ソフトを説明するために現場の課題解決に役に立つはずである。

<プログラム>
1.伝熱計算の基礎知識
  1.1 熱伝導方程式
  1.2 フーリエの法則
  1.3 ニュートンの冷却法則

2.固体内の熱伝導の計算
  2.1 1次元定常熱伝導
  2.2 1次元非定常熱伝導
  2.3 境界条件について
  2.4 ハイスラー線図を使った演習 (Excelによる演習)

3.様々な対流熱伝達の形態
  3.1 強制対流熱伝達(外部流)
  3.2 強制対流熱伝達(内部流)
  3.3 自然対流熱伝達(内部流)

4.Excelを使用した応用計算事例 (Excelによる演習)
  4.1 金型を外側から冷却する時必要な冷却時間算出
  4.2 パイプ内の流体温度の計算
  4.3 通電中の裸電線の温度計算

5.質疑応答・名刺交換・個別相談など