異物を特定するための分析ノウハウ

異物を特定するためのスクリーニング分析と,異物全体の組成を明らかにする分析手法について解説!!

異物を特定するための分析ノウハウ

〜異物特定には何が必要か?スクリーニング分析とは?〜

主催:R&D支援センター

日時:平成22年6月25日(金) 13:00〜16:30

≪講座趣旨≫
異物分析は簡単なようで、様々な物質が対象となるため、事象ごとに考えを切り替えなくてはならず、意外と難しい分析とも言えます。

しかし、一つ一つ考えながら分析していくと、いつの間にか時間だけが経ってしまうということになり兼ねません。そこで、異物を特定するためのスクリーニング分析と、異物全体の組成を明らかにする分析手法についてご紹介したいと思います。

また、異物を特定するためのポイントとなるKnow Howもご紹介したいと思います。

≪プログラム≫
1.異物分析のポイント(概要)
  1-1 分離

  1-2 スクリーニング分析

  1-3 機器分析

2.分離操作について
3.スクリーニング分析(各種定性試験)
4.機器分析(何が分かるのか?機器分析の落とし穴とは?)
  4-1 赤外線吸収スペクトル分析

  4-2 熱分析

  4-3 ガスクロマトグラフ分析

  4-4 元素分析(エネルギー分散型X線分析)

  4-5 X線回折分析

  4-6 その他

5.異物分析の事例紹介(グループディスカッション)
  5-1 食品から検出された異物とは?

    レトルト食品、アルコール飲料、ワイン、ベーコン

  5-2 付着物とは?

    大豆、コーヒー豆、容器、Tシャツ、自動車、精密機器の汚れ防止シート

  5-3 良くある異物・その他

    糖蜜、化学品、プラスチック、チョコレート、サトウキビ、重油、自動車、オゾン生成器