難燃剤の特徴・規制動向と難燃材料の成形加工技術
難燃化技術の基本を解りやすく解説して、実際の配合設計、成形加工技術のポイントまで詳細に説明!
主催:R&D支援センター
日時:平成22年12月13日(月) 12:30〜16:30
〈講座趣旨〉
火災事故に対応する難燃製品への要求は、環境安全性と高難燃性の両立、更には、難燃材料の加工性の改良という厳しい課題が突きつけられている。これらをいかにして解決していくかのヒントをを探る講習会を企画した。難燃化技術の基本を解りやすく解説して、実際の配合設計、成形加工技術のポイントまで詳細に説明する。
〈プログラム〉
1.難燃規制の動向
1-1. 環境安全規制
1-2. 製品規格
2.ハロゲン、非ハロゲン系難燃剤による難燃化機構
2-1. 気相における難燃機構
2-2. 固相における難燃機構
2-3. 相乗効果による難燃機構
3.難燃剤の最新動向
3-1. 難燃剤に要求される性能
・ハロゲン系
・非ハロゲン系
4.高難燃効率を目指した難燃化技術の現状と今後
5.難燃材料の成形加工技術のポイント
5-1.コンパウンド技術
・混合設備
・成形加工性と難燃性の両立
・少量添加と難燃性の両立
5-2.押出成形加工
5-2-1.押出成形加工機
・フィード、スクリュー、プレーカープレート、ヘッド、ダイ等
5-3.射出成形加工
5-3-1.射出成形加工機
・軽量部、ノズル部、金型等
6.難燃剤の選択と成形加工への影響
6-1.難燃剤選定のポイント
6-2.成形加工条件の最適化
7.成形加工におけるトラブル対策
7-1.押出成形加工
・脈動、ヤケ、ゲル化、プレートアウト、目ヤニ、メルトフラクチャー等
7-2.射出成形加工
・ヤケ、フローライン、ヒケ、充填不足等
【質疑応答・名刺交換】