熱回路網法の機器熱設計への応用
計算があっという間であり、回路モデルの構築のノウハウを得れば、正確な解も得やすい特徴があり、利用要求が強い熱回路網法について詳しく解説!
熱回路網法の機器熱設計への応用
≪定員10名/演習付き/ノートPCを弊社で1人1台準備/ソフト無料配布≫
主催:R&D支援センター
日時:2011年4月18日(月) 10:30〜16:30
<講座のポイント>
機器の熱設計に市販の汎用流体解析(CFD)ソフトを応用することが要望されている。
しかし、 CFD解析には、数値解析に関する深い知識を必要とし、計算時間もかかり、CFD解析を用いても、かならずしも正確な解は得られない状況が多く見受けられる。
それに対し、電気回路と熱回路との類似性を利用した熱回路網法は、計算があっという間であり、回路モデルの構築のノウハウを得れば、正確な解も得やすい特徴があり、利用要求が強い。今回は、熱回路網法の基礎と応用例を紹介する。
<プログラム>
1.伝熱の基礎
1-1 熱伝導
1-2 対流熱伝達
1-3 ふく射
1-4 無次元数
2.熱回路網の基礎
2-1 熱抵抗
2-2 熱容量
2-3 方程式
2-4 解法
2-5 熱抵抗の分類
2-6 回路の組み方
3.熱回路網の応用例(定常と非定常)
3-1 電球型蛍光管の定常解析
3-2 フィンからの熱漏れの定常解析
3-3 X線管の非定常解析
3-4 パワートランジスター基板の非定常解析
3-5 サーマルヘッドの非定常解析
4.PCを用いた熱解析演習
4-1 熱抵抗の定式化
4-2 回路モデルの作り方
4-3 定常ソフトの動作の仕方
4-4 非定常ソフトの動作の仕方
4-5 PCによる実践解析演習(ソフト配布)