高分子材料の難燃化対策

燃焼現象、難燃化方法等の基礎から難燃性の評価方法、新しい難燃化技術までを詳解!!

高分子材料の難燃化対策
〜新しい難燃化の考え方・評価法・法規制対応まで〜

主催:R&D支援センター

日時:2011年5月24日(火) 12:30〜16:30

<講座のポイント>
 高分子材料を難燃化する技術としてハロゲン、リン、水酸化物などを添加する方法が知られているが、それらの難燃剤の選択の基礎となる理論、実際の問題点、その対応などについては十分に周知されていない場合が多いようです。そこでこれらの基礎的事項を解説し、それらの問題点の解決、応用展開について講師の体験の中からわかりやすく解説します。また、最近の法規制を踏まえた技術についても解説いたします。

<プログラム>
1.難燃の基礎(燃焼工学入門)
  1-1.燃焼の三原則
  1-2.固体、液体、気体の燃焼
  1-3.燃焼反応
  1-4.燃焼熱力学
2.高分子材料の燃焼化技術
  2-1.高分子材料の燃焼現象
  2-2.難燃化の考え方
  2-3.難燃化技術(気相燃焼、固相燃焼の抑制)
  2-4.難燃剤の選択
3.難燃性評価方法
  3-1.微小材料による評価試験法
  3-2.微小材料による評価試験法と問題点
  3-3.実大規模評価試験方法
  3-4.その他の評価試験方法
4.発砲高分子材料の難燃化
  4-1.熱硬化性材料の難燃化
  4-2.熱可塑性材料の難燃化
  4-3.製品安全設計の考え方と対応
5.新しい難燃化の考え方(対策)
  5-1.分子構造の改善
  5-2.ナノテクの活用
  5-3.その他の技術
6.難燃化技術と法規制対応(環境問題、安全衛生対策など)
  6-1.法規制動向
  6-2.環境問題への対応
  6-3.安全衛生問題への対応
  6-4.その他の対応

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