Hadoopによるシステム構築とそのポイント

大量データを分散処理する注目のオープンソース!複数台の安価なサーバーを連携させ、数十テラバイトに及ぶデータを高速処理できることから導入事例が増えているHadoopを先取りしよう!

Hadoopによるシステム構築とそのポイント

共催:R&D支援センター

日時:2011年6月17日(金) 10:30〜17:30

<講座のポイント>
クラウドコンピューティングが浸透し、システムの開発にも様々なクラウド技術が応用されてきています。特にHadoopは様々な適用事例があることから、導入を検討する企業も増えてきております。

 Hadoopは新しい技術であり、実運用するには既存の技術とは考え方を変えていく必要があります。キーワードとしてはよくみかけると思いますし、大手でも利用実績が増えてきているため、ぜひ使ってみたい、という方も多いかと思います。しかし、まだまだHadoopの技術理解が広く浸透しているとは言えず、「何に使えるのか」「どう使えるのか」といったところで二の足を踏んでしまうことが多いといった現状があります。

 本講座では、NTTデータの案件事例や製品であるLindacloud(tm)の話も踏まえ、クラウド時代の現状からHadoopまで広く理解を深めます。

<プログラム>
Ⅰ. クラウド時代を生きる
  1.世の中の動向

    a.ソフトウェアの変化

    b.ハードウェアの変化

    c.開発手法の変化

  2.様々なクラウドサービス

Ⅱ. Hadoopを使ってみよう
  1.Hadoopの概念を理解する

    a.Apacheプロジェクト

    b.分散基盤としてのHadoop

    c.Hadoopの構成要素

    d.MapReduceの仕組み

    e.HDFSの仕組み

  2.Hadoopを使うには

    a.Hadoopを使うためのプロセス

    b.Hadoopの選択

    c.構築

    d.チューニング

  3. Hadoopの適用分野を考える

    a.Hadoopの向き・不向き

    b.RDBとの違い

    c.Hadoopの適用範囲

Ⅲ. Hadoopの事例
  1.世界での事例

  2.NTTデータでの事例

Ⅳ. Lindacloud
  1.Lindacloudとは

  2.Lindacloud for Hadoop

    a.アーキテクチャ

    b.Lindacloudフレームワーク