SCATシミュレーションによるSW電源の電力損失・ノイズの低減策
電子機器での採用が増えるスイッチング電源の省エネ技術を習得!SW電源の基礎からSCATを使ったシミュレーション方法を学び、高効率な回路設計に活かそう!
SCATシミュレーションによるSW電源の電力損失・ノイズの低減策〜1人1台PC実習付〜
共催:R&D支援センター
日時:2011年7月8日(金) 10:30〜17:30
<講師の言葉>
全員がPCを使っての実習なので、自由な雰囲気での質疑応答を交えながら進める予定です。
本セミナーでは、講座全体を通して電力損失の低減やノイズ対策の話を盛り込んで進めていきます。
SCATの操作方法は当然として、なぜ、スイッチング電源にするのか?や、スイッチング電源の基本的な回路例を基にシミュレーションをすることで、それぞれの回路方式の特徴と、これを通じてスイッチング電源の概念が良く理解できるように勤めたいと思います。
SCATを使う上で、最も難しいのは、やはり制御方法です。各回路のSCATファイルもサンプルとして配布しますので、これらの制御方法を基にして、回路や回路定数を変更することで広く応用できます。これは後々、大いに役立つことと思います。
<プログラム>
1.SCATの基本操作
1-1 回路の作成
1-2 シミュレーション方法
2.各スイッチング電源回路をSCATで解析
2-1 非絶縁型
a.降圧型
b.昇圧型
c.昇降圧型
2-2 絶縁型
a.フライバック
b.フォワード
c.プシュプル
d.ハーフブリッジ
e.フルブリッジ
3.SCATによる制御方法の実例
3-1 ヒステリシス制御
3-2 電圧モードPWMと電流モードPWM
3-3 PFM
3-4 擬似共振とボトムスキップ
3-5 間欠制御
4.周波数特性の解析と位相補償方法
5.トランスの基本的な設計方法
※ 各回路のSCATファイルもサンプルとして配布します