ヒューマンエラーの防止策と安全管理活動推進のための組織マネジメント

職場の安全・品質・生産性を阻害する要因を改善するのための講座。組織内でヒューマンエラー防止活動と安全管理について、事例と要因分析から防止対策活動のノウハウを修得、問題解決に活かそう!

ヒューマンエラーの防止策と安全管理活動推進のための組織マネジメント〜演習付〜

共催:R&D支援センター

日時:2011年7月11日(月) 10:30〜17:30

<講師の言葉>
安全管理上、また品質管理上、重要な問題を呈するヒューマンエラーについて、組織におけるマネジメントという観点から講義する。特に、実際の事故・インシデント事例をもとに、ヒューマンエラーの原因であるPSF(Performance Shaping Factors)の分析、さらには対策の立案および対策の効果測定までを述べる。また、組織内でヒューマンエラー防止活動を円滑化させるという観点から、実トラブル事例を対象に受講者による演習も行い理解を深める。

<プログラム>
−ヒューマンファクターズとは−
1.人間工学の基礎
  1-1 視覚、人間工学的設計原則
  1-2 人間・機械系 (Man Machine System)の考え方
2.認知心理学の基礎
  2-1 人間の行動のモデル化(人間の情報処理過程)
  2-2 メンタルモデル、アフォーダンス
3.ヒューマンエラー
  3-1 定義、概念、発生メカニズム
  3-2 行動形成要因(PSF)
4.ヒューマンエラー要因分析
  4-1 なぜなぜ分析、PSFリファレンスリスト
  4-2 事例にもとづく演習
5.現状の安全管理活動の課題と解決への方向性
6.ヒヤリハット事例の収集・分析
  6-1 ハインリッヒの法則の意図
  6-2 収集の問題とその解決
  6-3 傾向分析、リスクアセスメントへの展開
7.従業員満足を通した安全管理活動
  7-1 従業員安全意識調査からみえること
  7-2 職位による意識のずれとそれを解決するための方策
8.ヒューマンエラー・マネジメント
  ・ヒューマンエラー問題解決のために安全管理者に求められる要件
  ・組織におけるヒューマンエラー・マネジメント