技術者・研究者のための特許の基礎と有効範囲(クレーム)の読み方・対策

強い権利、広い権利を確保し、自社の特許戦略を有利に進めるためのセミナー。特許公報が読め、他社権利の理解し、弱点の見つけ方までを把握出来るようになるための特別講座!

技術者・研究者のための特許の基礎と有効範囲(クレーム)の読み方・対策

共催:R&D支援センター

日時:2011年7月15日(金) 10:30〜17:30

<講師の言葉>
特許公報は読みにくい、どんな権利なのかもわかりにくい、しかし、業務遂行上避けることはできない、そのようにお悩みの方はご参加下さい。他社特許公報に対する苦手意識が無くなるだけでなく、他社権利の把握や、弱点の見つけ方もご理解頂けます。他社の特許公報が読めるようになると、自らの発明を特許にすること、強い権利、広い権利を確保できるようになります。本セミナーでは、具体事例を用いて解説します。研究者・技術者を対象としますが、知的財産部門に新たに配属された方も是非ご参加下さい。

<プログラム>
1.はじめに
  近年の知財環境の変化による権利化への影響
2.特許公報にはどのような情報が記載されている?
  2-1 発明に関する記載事項
  2-2 知っていると得する技術分類など
3.特許発明の把握の仕方
  3-1 重複記載が多いのは何故?
  3-2 くどすぎる表現が多いのは何故?
  3-3 発明を短時間で把握するノウハウは?
  3-4 権利抵触の基本的な考え方
    a.複数の請求項の関係は?
    b.一つの請求項に記載された全ての構成が一致した場合に権利抵触
    c.従属請求項の考え方
  3-5 明細書に記載の項目
    a.発明するきっかけは?
    b.どんな方法を採用したの?
    c.この発明でどんなよいことがあるの?
4.公報の種類と発行時期
  4-1 出願から登録までの流れ
  4-2 公開特許公報と特許公報との違いは?
  4-3 未登録特許や権利消滅について
5.複数の公報から得られる情報は?
6.アイデアのヒントにしよう
  公報に記載された発明をヒントにした新たな発明
7.特許情報の活用事例の紹介
  7-1 逆転の発想から生まれた発明
  7-2 権利回避から生まれた画期的な発明
  7-3 先人の知恵を活用して生まれた発明
  7-4 1年でキノコの栽培に成功した事例
  7-5 単なる一覧リストでも立派なパテントマップ