画像処理アルゴリズム(処理内容からFPGA化まで)
セミナー前半では画像処理について、応用製品分野や基礎的な処理を理解し、後半はハードウェアとソフトウェアの切り分けについての考え方を学びながら、実現方法の選定を実践する!
〜勉強・実験用ソフトIPキットⅢを用いたPC実習付き!PCは弊社で1人1台準備いたします!〜
※IPキットⅢの評価版は、お持ち帰りいただけます。
主催:R&D支援センター
日時:2011年7月26日(火) 10:30〜16:30
[講座のポイント]
画像処理開発専門に、機能要求を受けて開発している会社での開発の進め方を学びます。実体験したトラブルなどをお伝えすることで、トラブル回避につながったり、ハード、ソフトの実現手段の使い分けの参考になれば幸いです。質疑応答が最も白熱するセッションです。実務で困っている内容を質問でぶつけて下さい。
FPGA内回路は、新人が事前コーディングした全ソースを、ポイントだけチェックします。ハード設計の実習は時間の都合上行いませんが、質問頂ければ全ての回路を説明させて頂きます。
[プログラム]
1.産業分野における画像処理
1-1 外観検査装置
1-2 車載カメラ
1-3 セキュリティ(侵入検知)
1-4 デジタルカメラ
1-5 カラーコピー機と写真現像機(キレイの違い)
2.定石的な画像処理 〜ソフトウェアで学ぶ〜
2-1 二値化
2-2 空間フィルタ
2-3 ラベリング
2-4 特徴量抽出
2-5 オフセット・ゲイン
2-6 シェーディング補正
2-7 ガンマ補正
2-8 面積階調
2-9 グレースケール変換
2-10 画像変形
2-11 画像圧縮
2-12 FFT
2-13 パターンマッチング
3.要求に基づいたアルゴリズム検討 〜仕様例から実習まで〜
3-1 アルゴリズム検討の流れ
3-2 例題を解いてみよう(実習)
4.ハードウェアとソフトウェアの切り分け
4-1 実現手段の種類
4-2 それぞれのメリットとデメリット
4-3 ハードウェア(FPGA)とソフトウェア(CPU)の上手な組み合わせ
5.ハードウェア化に必要な条件定義
5-1 計算精度
5-2 処理速度
6.FPGAの選定
6-1 ALTERAとXILINX
6-2 コストパフォーマンス
6-3 処理による必要ゲート規模
6-4 必要とするI/Oピンとピン互換
6-5 現実の選択制約(入手性、トレンド)
7.実演デモ 〜ハードウェアによる15×15コンボリューションフィルタ〜
8.まとめ