ISO50001(エネルギーマネジメントシステム)の概要と応用

環境問題や社会的要請のみならずコストメリットも大きいISO50001への対応を急げ!

ISO50001(エネルギーマネジメントシステム)の概要と応用

共催:R&D支援センター

日時:2011年8月12日(金)10:30〜17:30

[講師の言葉]
昨今の世界的なエネルギー需要の飛躍的増加と相反して、エネルギー供給には限りがあり、エネルギー使用における効率性、エネルギーパフォーマンスの向上を目指すことが求められています。また、地球温暖化問題の観点からも、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガス(GHG)の主な発生源(インプット)は、エネルギー消費に伴う排出ガスであり、エネルギー使用量の削減は温暖化対策の重要なテーマになっています。 
 これらの課題に対応して、企業や事業所等の組織単位でエネルギーマネジメントの標準化を図るため、ISO(国際標準化機構)では国際規格「ISO 50001」の開発が進められており、2011年夏頃に発行される見込みです。 
 当講座では、ISO規格開発の最新動向、FDIS(最終国際規格原案)の解説及びEnMS構築・運用する際のポイントなどを、分かりやすく解説いたします。

[プログラム]
Ⅰ. エネルギーマネジメントシステム(EnMS)とは
Ⅱ. ISO50001規格開発の経緯
Ⅲ. ISO50001規格の概要
  1.規格の特色
  2.要求事項の特徴
  3.規格構成
Ⅳ. 規格要求事項の解説
Ⅴ. EnMS適用のポイント
  1.エネルギーレビュー
  2.法令等の順守管理
  3.目的・目標管理
  4.パフォーマンスの評価
  5.継続的改善
Ⅵ. 第三者認証取得の意義と認証審査の概要