医薬品のライフサイクル延長戦略と各社事例

他社の事例に学び、自社の製品に応用、そして一歩先の手を考える。他社事例・変化する薬事行政、司法判例をふまえ、延長の秘策やヒントをつかむ!

「一歩先」を行く医薬品のライフサイクル延長戦略と各社事例

<製剤・薬物動態研究・分析研究・薬理研究の新戦略>

〜どの時期にどんな試験を研究に組み入れると良いか〜

  〜LCMを脅かす研究者の不用意な行動例とは〜

共催:R&D支援センター

日時:2011年8月29日(月) 13:00〜16:30

[講座の趣旨]
2010年問題の只中、各社の医薬品のライフサイクル延長戦略が見えてきました。他社がとった延長戦略に対する理解を深め、それを自社の医薬品に応用することは大切。しかし、それだけで本当に大丈夫なのでしょうか。巨額の資金を投じた医薬品のライフサイクル(LCM)を延長するには、従来戦略の「一歩先」を行くライフサイクル延長戦略の知恵を出すことが必要です。このセミナーでは変化するや薬事行政や司法判例を踏まえ、LCM延長のへの秘策やヒントをつかめるセミナーにしたいと考えます。LCM戦略の成功に向けて研究者、マネジメント、知財担当者のやるべきことを学びます。

[プログラム]
1.創薬研究のパラダイムシフト。
   1) 変化する開発初期のカルチャー。

   2) 変化する研究環境。

     ・急変する薬事行政と司法判例

   3) 製剤・薬物動態に関する重要な変化。

2.LCM延長を考える際に必要な基礎知識。
   1) 絶対にしてはいけない研究者・マネジメントの行動例。

   2) 特許クレームの読み取り法。

   3) 特許クレームのことば一つで権利化の成否が変わる!?

     ・審査官をうならせる明細書とクレーム。拒絶理由通知を打たれないために。

   4) 各国での権利の違い。

3.各社のライフサイクル延長戦略。
   1) 特許戦略と係争事例から学ぶ。

     ・成功例、失敗例その原因分析に学ぶ。

   2) 実際の大手各社の医薬品のLCM戦略を学ぶ。

     ・大手各社の医薬品の実例を紹介。

   3) LCM展開を阻む敵を知ることから学ぶ。

     ・LCMのポイント。

     ・LCMの推定と習熟。

4.研究者と知的財産担当者の協力から生み出される知恵に学ぶ。
  ※どの時期にどんな試験を研究に組み入れると良いか。

    ・製剤研究者の試験研究。

    ・薬物動態研究者の試験研究。

    ・分析研究者の試験研究。

    ・薬理研究者の試験研究。

    ・合成研究者の試験研究。

5.LCMの成功に向けて。
   1) 弁理士コンサルタントはもちろん、翻訳家を活用。

   2) 研究、マネジメント、知財の協力ネットワーク。

【質疑応答・名刺交換】