信頼性評価・解析による信頼性の造り込みと未然防止

短納期・低コストと高品質・高信頼性を両立するための特別セミナー!信頼性試験、信頼性データ解析の考え方、進め方を修得し、商品開発に活かそう!

信頼性評価・解析による信頼性の造り込みと未然防止 〜故障解析/ワイブル解析〜

共催:R&D支援センター

日時:2011年8月31日(水) 10:30〜17:30

[講師の言葉]
近年、安全性や品質に関する問題や長期使用における事故が次から次へと新聞やテレビに登場しています。こういった環境変化の中、メーカーとして今まで以上の性能/機能の向上、更なるコスト低減は当然のこと、品質や信頼性を確実に担保された商品やサービスを提供することが不可欠です。

 昨今、非常に短い開発リードタイムや生産垂直立ち上げの中、コストや納期を優先する余り、品質/信頼性に関する意識が低くなったような感じを受けます。品質や信頼性を造り込んでいくためには、信頼性工学を学び実践していくことが大切で、発生してしまった故障をデータ的にあるいは物理的に解析し、可視化することが解決への早道で、解析技術の獲得や進歩が急務となっております。その一つのアプローチとして、過去の不具合発生のメカニズム究明や信頼性評価の基本を学ぶことは重要です。

 今回のセミナーでは、商品開発の中で行われている各種事例を元に信頼性造り込み活動を紹介していきたいと思います。

[プログラム]
Ⅰ.信頼性試験の進め方と実際
  1.信頼性/信頼性評価の考え方、信頼性試験の進め方
  2.信頼性試験の事例(システム、部品)
  3.信頼性データ(品質情報)の入手方法と分析

Ⅱ.信頼性データ解析と故障解析の考え方と進め方
  1.信頼性データ(品質情報)の入手方法と分析
  2.各種信頼性データ解析(ワイブル解析含む)の進め方
  3.市場不具合品の現品調査と故障原因究明の進め方
  4.主にメカ部品を中心にした各種故障解析事例

Ⅲ.未然防止に向けた取り組みと事例
  1.開発段階での信頼性造り込み活動
  2.未然防止を目指した取り組み