OpenCVによる画像処理基礎講座
特殊な装置を用いずPCで出来るOpenCVによる画像処理!Windowsで画像処理を簡単に行うために最適なライブラリである、OpenCVの基礎から環境構築、画像処理、認識プログラミング法までを修得し、画像システムの構築に活かそう!
共催:R&D支援センター
日時:2011年8月31日(水) 10:30〜17:30
[講師の言葉]
画像処理、認識を多用するソフトウェアを研究開発するにあたり、早期にプロトタイプを立ち上げるために適当なライブラリを利用することが普通であるが、この分野で最も有名なのが、OpenCVと呼ばれるオープンソースのライブラリである。
本講義では、最もポピュラーな環境であるWindowsと、USBカメラを用い、画像プログラミングを行う方法を学習する。OpenCVを利用することにより、開発者は本来の開発業務であるオリジナルな認識処理やユーザーインターフェースのブラッシュアップに集中して取り組むことが可能となる。OpenCVの導入、使用方法から基本的な画像処理の方法、処理までの流れをPC実習を通して修得していただけます。
[プログラム]
Ⅰ.はじめに
1.画像処理について
2.OpenCVの導入
Ⅱ.OpenCV基礎
1.入出力系
a.画像ファイルの入出力
b.カメラ画像の入出力
2.画像の操作
a.プログラム内での画像の格納方式
b.画素値の操作
c.幾何学変換
Ⅲ.基本的な画像処理
1.二値化
2.エッジ抽出
3.Hough変換
4.オプティカルフロー
Ⅳ.応用例の解説−画像認識−
1.顔検出
2.ロバスト画像認識(SIFT、SURF等)
3.カメラキャリブレーション、ステレオマッチング
4.ARマーカーの自動検出によるメモ画像補正