ソフト品質実績データの分析と活用実践講座

品質トラブルを未然防止するための講座!社会に対する影響度が増大しているソフトウェア品質・・・実践的な技術・技法を事例を交え演習を通じて修得する実践的セミナー!

ソフト品質実績データの分析と活用実践講座 〜1人1台PC実習付〜

共催:R&D支援センター

日時:2011年9月5日(月) 10:30〜17:30

[講師の言葉]
近年、ソフトウェアの利用分野がますます広がり、その品質の社会に対する影響度が非常に増大している。こうした中で、ソフトウェアの品質管理を的確に実施し、品質を向上していくためには、品質データをタイムリーに収集し、統計技法を始めとする各種技法を用いて品質の実態を分析/評価し、フィードバックをかけていくことが非常に重要である。

 本講座では、これらを実現するために、開発の各フェーズで行うべきデータ収集、分析、評価の方法について、実践的な技術・技法を事例を交えて紹介するとともに演習により、理解の深耕、定着化を図る。紹介する技術・技法としては、例えば、設計段階における最良の設計案を選択する方法、上流工程のレビュー結果に基づく品質把握とテスト工程残存バグ数の予測、適切なテスト実施状況の監視方法、出荷可否判断の方法、弱点モジュールや問題プロセスの見つけ方等である。

[プログラム]
Ⅰ.ソフトウェア品質保証におけるデータの活用
  1.データ活用の必要性
  2.データ活用の場面とは?

Ⅱ.データ活用の前に知っておくべきことは
  1.データの種類と特徴
  2.データ収集の対象
  3.データ収集における考慮点
  4.データ分析の基礎

Ⅲ.データ分析/活用の実際
  −ソフトウェアの品質保証のために、開発の各フェーズでおこなうべきデータ分析/活用法−
  1.ケース1−開発計画立案時
  2.ケース2−設計時
  3.ケース3−設計レビュー実施時
  4.ケース4−テスト工程にはいるとき
  5.ケース5−テスト実施時
  6.ケース6−出荷判定
  7.ケース7−PJ終了後の反省会

Ⅳ.演習問題
  1.演習問題1−データ分析の基本
  2.演習問題2−テスト工程で何件バグを検出すればいいの?
  3.演習問題3−テストは順調に進んでいるのだろうか?
  4.演習問題4−改善活動の効果は?
  5.演習問題5−発注会社/担当者の品質レベルはどう評価する?