規制・規格・基準を主体とした包装に関連する基礎講座

世界的潮流である品質・安全・衛生・環境を包装の立場から規制・基準などを見る!食品、医薬品の安全・安心は包装が守る!

規制・規格・基準を主体とした包装に関連する基礎講座

主催:R&D支援センター

日時:2011年10月27日(木) 10:30〜16:30

[講座のポイント]
包装は、生活に直接密着していて食品、医薬品、日用品、トイレタリーなど多くの商品を外界のストレスから守り、生産者から生活者までそのままの形を届ける役割を果たしています。そのため、多くの規格・基準・規制を遵守しなければなりません。

[プログラム]
1.包装の基礎知識
  1.1 包装の役割とその種類とは?

  1.2 包装の機能と包装技法とは?

  1.3 包装における法規制とは?

  1.4 包装の世界的トレントへの対応(品質、衛生、安全、環境)とは?

  1.5 包装による情報伝達とは?

  1.6 包装の社会環境性とCSR(企業の社会的責任)とは?

2.消費者を守るための包装(規制、基準)
  2.1 生活者保護の包装関連規制とは?

  2.2 適正包装の規制(空間容積比と経費比率)とは?(条例など)

3.世界的な潮流に対応する包装(規格・基準)
  3.1 品質保証に対する包装の位置づけ(ISO 9001)

  3.2 衛生・安全を守る食品衛生法における包装の位置づけ

    (ガラス、金属缶、プラスチック等の衛生基準)

  3.3 乳等などの包装の衛生規格・基準とは?

  3.4 衛生管理に関する基準とは(HACCP・総合衛生管理など)

  3.5 食品安全マネージメントシステム(ISO 22001)とトレサビリティとは?

  3.6 薬事法における包装の位置づけ(GMP)

  3.7 労働安全と包装との関連(OHSAS18001、CEマーク、PASSマーク)

  3.8 包装は製造物責任法に関係するか(PL法)

4.環境に配慮した包装(規格・基準)
  4.1 昨今の環境問題と地球環境問題とは(包装の温暖化対応)

  4.2 環境法体系と包装の位置づけ

    (循環型社会形成、容器包装リサイクルなどの法律)

  4.3 包装廃棄物の再資源化の枠組みと3R推進

  4.4 リサイクルに対する包装の役割

    (マテリアル、ケミカル、サーマルなどのリサイクル)

  4.5 環境ラベル、識別マークなどの表示(国際規格、国内規格)

  4.6 環境負荷を低減を配慮した包装とは?

  4.7 省エネルギーを配慮した包装とは?(ISO 50001)

  4.8 カーボンフットプリントと包装

  4.9 環境マネージメントとは?(ISO 14001)

5.社会的に影響を及ぼす包装(規格・基準)
  5.1 社会的弱者に対する包装(JISなど)

    (バリアフリー包装、ユニバーサル・デザイン包装、チャイルドレジスタント包装)

  5.2 悪戯防止包装と開封確認(未開封)性能

  5.3 機能を持たせた食品に対する包装(栄養機能食品、特定保健食品など)

  5.4 高齢者・病者の介護食品と包装(自主基準)

  5.5 食品・医薬品・日用品などの法定、自主、国際など表示に対する規制・基準

6.包装資材に関連するに規格・基準
  6.1 包装材料生産工場の衛生性とは?(自主規格・基準)

  6.2 印刷インキ・接着剤に対する自主衛生基準(ネガティブリストなど)

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