伝熱の基礎と種々の熱物性値の測定・評価・制御技術
複合材料や断熱材において重要である熱的性質を評価するための基礎を解説!さらに熱伝導率、熱拡散率、比熱などの熱物性値の測定法とその評価における重要項目・問題点などを紹介する!
主催:R&D支援センター
日時:2011年11月14日(月) 12:30〜16:30
[講座のポイント]
伝熱現象を伝導・対流・ふく射などの基本的伝熱形態を理解した上で、複合材料や断熱材において重要である熱的性質を評価するための基礎を紹介する。特に熱伝導率、熱拡散率、比熱などの物理的関連性と伝熱現象におけるこれら物性値の役割を習得する。さらに、これら熱物性値の測定法とその評価における重要項目・問題点などを紹介するとともに、熱物性値の制御とこれからの展開についても言及する。
[プログラム]
1.はじめに
2.伝熱の基礎
2-1 熱伝導
2-2 対流伝熱
2-3 ふく射熱伝達
2-4 相変化を伴う伝熱
3.熱物性(熱伝導率、熱拡散率など)の測定・評価法
3-1 熱伝導率の測定と評価
3-2 熱拡散率の測定と評価
3-3 比熱の測定法と評価
3-4 融解潜熱の測定法と評価
4.熱物性制御のポイント
4-1 熱伝導率の制御について
4-2 熱拡散率の物理的性質から考える制御とその効果
4-3 比熱の制御について
4-4 融解潜熱の制御および凝固・融解速度の制御について
5.まとめ