スラリーの分散調製技術と分散状態評価技術【大阪開催】

評価が難しい高粒子濃度のスラリーや多成分系のスラリーについて、リチウムイオン電池正極材料スラリーを例に評価法、製品特性を予測・制御できるかを詳解!

スラリーの分散調製技術と分散状態評価技術

主催:R&D支援センター

日時:2011年11月10日(木) 12:30〜16:30

【講座のポイント】
液中での粒子分散を支配する要因を解説します。その後で、実際の評価結果も交えながら粒子分散状態をどう評価するか、その評価法を紹介します。

 特に評価が難しい高粒子濃度のスラリーや多成分系のスラリーについて、リチウムイオン電池正極材料スラリーを例に、粒子分散をいかに評価し、製品特性を予測・制御するかを解説します。

【プログラム】
1.スラリー評価の重要性 〜セラミックス成形を例に〜
  1-1.セラミックス成形で重要なスラリー特性
  1-2.製品特性とスラリー特性の関係
  1-3.スラリー特性に影響を及ぼす因子
  1-4.スラリー評価の難しさ
2.スラリーの流動性評価
  2-1.流動挙動の種類
  2-2.流動性評価法
  2-3.流動性評価の実例
3.スラリー中の粒子集合状態評価技術
  3-1.重力沈降,遠心沈降試験
    3-1-1.測定原理及び実験方法
    3-1-2.測定結果の実例
  3-2.静水圧測定法
    3-2-1.測定原理及び実験方法
    3-2-2.測定結果の実例
  3-3.定圧濾過法
    3-3-1.測定原理及び実験方法
    3-3-2.測定結果の実例
  3-4.その他の評価法
    3-4-1.毛管吸引時間測定
    3-4-2.その場固化による直接観察
4.応用例.〜多成分系スラリーの評価結果〜
       リチウムイオン電池正極材料スラリーの評価
5.まとめ