レーザ加工の基礎と最適加工条件のポイント

技術の発展が目覚ましく、幅広い産業での適用拡大が進んでいるレーザ加工!各レーザの特徴と構造から加工の種類、分類、加工現場の安全について詳解!更に最新のレーザ装置と加工技術のホットな情報も解説!

レーザ加工の基礎と最適加工条件のポイント

共催:R&D支援センター

日時:2011年10月20日(木) 10:30〜17:30

【講師の言葉】
セミナーでは、レーザを知るために、レーザの発振、光の増幅、レーザ作用、ビームモードなどレーザ原理を解説します。

 特に、産業界における中心的なレーザであるCO2レーザ、YAGレーザ、高調波レーザ、ファイバーレーザ、半導体レーザなどについて、その特徴と構造を詳細に述べます。そして、現在市販されている加工機システムの種類など基本となる知識を学びます。

 次にレーザ加工の種類や分類について解説し、高出力のレーザ加工では主に切断加工、溶接の加工の原理と応用を扱います。また、微細加工では、加工の原理と応用、短パルス、超短パルス レーザ加工の事例をとり挙げます。

 そして最後に、作業現場の安全の立場から加工現場の安全について述べます。レーザ加工を系統的に学び、知識や情報を正しく整理することは現場のオペレータ、技術者、管理者にとって大変重要です。

 本セミナーでは、レーザ加工を理解する上で必要な事項を順序立てて解説します。最新のレーザ装置と加工技術についてホットな情報を提供します。

【プログラム】
Ⅰ. レーザ加工の基礎
  1. レーザの歩み

  2. レーザの特徴

  3. レーザの分類

  4. レーザ加工の歴史

Ⅱ. レーザ発生装置
  1. レーザの概要

  2. 光の増幅

  3. レーザ発振のしくみ

  4. 各種レーザと発振形態

Ⅲ. レーザ応用装置
  1. レーザ加工機の概要

  2. CO2レーザ加工機

  3. YAGレーザ加工機

  4. エキシマレーザ加工機

  5. 新個体レーザ加工機

Ⅳ. 加工の基礎
  1. 光の反射と吸収

  2. ビームモード

  3. レーザ光の伝送

  4. 加工の4要素

Ⅴ. 加工の実際
  1. モードと光の脈動

  2. レーザ光の伝送

  3. アシストガスの影響

  4. レーザと材料

Ⅵ. 最適加工条件のポイント
  1. レーザの選定

  2. 加工機の選定

  3. 光学系の調整

  4. ガス系の調整

  5. 材料系の考慮

Ⅶ. 加工の高度化
  1. ビームの品質

  2. 光の維持・管理

  3. 加工条件の適正化

  4. 加工ノウハウの応用

Ⅷ. 加工の将来
  1. いままでの加工

  2. 新しい加工

  3. これからの加工

  4. 加工時の安全

Ⅸ. まとめ・質疑応答