環境・エネルギー市場の最新動向と有望な成長分野およびその参入ポイント
発電関連(太陽光・太陽熱・マイクロ水力・風力・地熱など)や排熱利用技術、廃棄物リサイクル、エコマテリアル(FRP・バイオプラ・遮熱塗料など)、および水関連ビジネスを中心に市場動向と参入の狙い目や留意点について解説を行う!
エネルギー市場の最新動向と有望な成長分野およびその参入ポイント2012
主催:R&D支援センター
日時:2011年12月9日(金) 10:30〜16:30
【講座のポイント】
大震災、原発事故、超円高、世界同時株安・・・激動の2011年が終わりを迎えようとしている。日本国内では「縮原発」「脱原発」が声高に叫ばれる中、2012年以降は再生可能エネルギーや新たなエネルギー資源の開発がさらに加速していくと予想される。また今後世界で生き残っていくために、環境・エネルギー分野の動向把握と新ビジネス模索が必須であることは言うまでもない。
本セミナーではその手助けとなる有効な情報を提供するために、豊富な事例や関係省庁の動きなどを交えながら分かりやすく解説する。
【プログラム】
1.国内外の環境ビジネス市場の現状と動向
1-1 市場規模と雇用規模の現状と動向
1-2 参入企業における4つの形態
1-2-1 生産工程のグリーン技術の外販
1-2-2 グリーン製品の市場投入
1-2-3 コア技術の応用による環境装置の開発
1-2-4 企業連携、買収等による環境技術・事業開発
1-3 環境事業創出のおけるビジネスチャンス
1-3-1 市況
1-3-2 環境政策・施策
1-3-3 環境規制
1-3-4 市場・事業の規制緩和策
1-3-5 事業所の環境改善・CSR
1-3-6 需要サイドのニーズ
2.技術系環境ビジネス市場の現状と動向 〜エネルギー分野
2-1 再生可能なエネルギー市場と技術動向
2-1-1 太陽光・太陽熱
2-1-2 風力
2-1-3 バイオマス
2-1-4 地熱・地中熱
2-1-5 小水力
2-1-6 水素
2-1-7 その他 雪氷熱、海洋
2-2 排熱・未利用エネルギー市場と技術動向
2-2-1 ヒートポンプ
2-2-2 熱電変換
2-2-3 スターリングエンジン
2-2-4 デシカント
2-2-5 その他 未利用エネルギー利用技術
2-3 省エネ・エネルギーの高効率利用
2-3-1 エネルギー貯蔵・蓄電
2-3-2 熱交換器
2-3-3 電力回生
2-4 廃棄物のエネルギー回収
2-4-1 RPF(固形燃料)
2-4-2 下水汚泥等の有機系廃棄物の燃料化 〜メタン発酵、炭化
3.技術系環境ビジネス市場の現状と動向 〜廃棄物の適正処理・資源回収
3-1 災害廃棄物処理
3-2 リサイクル
3-2-1 マテリアルリサイクル、サーマルリサイクル、ケミカルリサイクル
3-2-2 食品廃棄物 〜飼料化、肥料化
3-2-3 家電・パソコン・携帯電話 〜都市鉱山・レアメタルの回収
3-2-4 再生資源の輸出
3-3 リユース
3-3-1 修理・修繕
3-3-2 中古市場
4.技術系環境ビジネス市場の現状と動向 〜エコマテリアル、及び期待されるエコ・テクノロジー
4-1 エコマテリアル
4-1-1 逆浸透膜
4-1-2 炭素繊維
4-1-3 バイオプラスチック
4-1-4 光触媒
4-1-5 マグネシウム合金
4-1-6 遮熱塗料
4-1-7 LED(発光ダイオード)、有機EL
5.技術系環境ビジネス市場の現状と動向 〜建築物の改修・長寿命化
5-1 建築物の改修、及び長寿命化・リフォーム 〜建設市場は新築から改修市場へ。
5-2 アスベスト対策
5-3 建材のVOC対策
6.技術系環境ビジネス市場の現状と動向 〜汚染浄化
6-1 工場排水処理
6-2 汚染土壌の浄化
6-3 バラスト水
7.技術系環境ビジネス市場の現状と動向 〜自然再生と農林・水産業の振興
7-1 災害と自然環境との調和
7-2 持続可能な農業(パーマネントアグリカルチャー)
7-3 森林・林業再生
7-4 持続可能な水産業
8.ソフト・サービス系環境ビジネス市場の動向
8-1 ESCO
8-2 グリーンIT
8-3 カーシェアリング
8-4 エコショップ
8-5 排出量取引
9.環境ビジネス市場の将来の成長分野 〜資源セキュリティの確保
9-1 資源循環、エコマテリアル
9-2 純国産エネルギー開発
9-3 水資源
9-4 海洋資源
9-5 食糧資源
10.環境ビジネス市場参入にあたっての留意点
10-1 技術開発より事業開発
10-2 グリーンサービサイジング
10-3 アセンブリ・インテグレイト・コーディネイト
(質疑応答・名刺交換・個別相談)