新製品開発プロセス設計の実習とグローバルR&Dへの対応・見方

期間の短縮・コスト削減・儲かる製品開発を目的としたマネジメントシステムの構築について実習を交えながら学びオープンイノベーションとグローバルR&Dへの対応についてを詳解!

新製品開発プロセス設計の実習とグローバルR&Dへの対応・見方

主催:R&D支援センター

日時:2012年2月22日(水) 12:30〜16:30

【習得できる知識】
1)製品開発活動における、各組織・各人の仕事の進め方、タイミング、成果物チーム活動の考え方と、その実務を学習する

2)オープンイノベーションとグローバルR&Dの進化の潮流の中で、製品開発マネジメントの見方、考え方、及ぶ対応を学ぶ
【受講対象】
研究所、及び事業部設計・開発部門、製品企画部門、マーケティング部門、
製造部門など製品開発活動に関係する部門の方
【講座のポイント】
 2008年のリーマンショック以降、日本企業の多くはR&D部門でかなりドラスチックな構造改革を実施しています。その背景となったのが、以下の2つの潮流です

1.オープンイノベーションの深耕
2.グローバルR&Dの急加速

 上記に対応して、「正しいことを正しく行なう」ことに着目したプロセス重視のマネジメントシステムの導入が効果を発揮しています。「開発期間の短縮(スピード重視)」「開発費や製品コストの削減(コスト削減)」及び「儲かる製品開発(利益重視)」を目的にしたマネジメントシステム構築を、仕事の進め方、意思決定の仕方、タイミングと成果物、チーム活動の考え方などを、『実習』を通して学びます。自己診断ツールをご紹介して、自社の課題を客観的に分析し、改良点を考えて行きます。更に、今後のグローバルR&Dプロセス設計上のポイントを解説します。

【プログラム】
1.技術・製品開発マネジメントの新潮流と課題の認識(12:30−13:30)
  1-1.「オープンイノベーション」と「グローバルR&D」
  1-2.世代遷移モデル
  1-3.技術・製品開発マネジメント関する課題
2.開発プロセス診断ツールに関する見方、使い方の解説(13:30−14:00)
3.開発プロセス設計の実習(14:10−15:10)
  3.1 開発プロセスの全体設計(STEP1)
  3.2 開発前段階の重要プロセスの抽出、成果物の確認、評価基準作り(STEP2)
  3.3 開発以降の重要プロセスの抽出、成果物の確認、評価基準作り(STEP3)
  3.4 各開発段階(Ⅰ〜Ⅴ)でのプロセス、成果物、評価基準の割当て(STEP4)
  3.5 各プロセスの担当組織の割当て(STEP5)
4.各自(又は各チーム)発表、Q&A、講評(15:10−15:40)
5.グローバルR&Dプロセス設計上のポイント(15:40−16:10)
  5.1 第4世代、第5世代マネジメント
6. まとめ(講義): 開発マネジメント課題の解決策(16:10−16:30)