基礎から学ぶ射出発泡成形【名古屋開催】
射出発泡成形の基礎から、微細射出発泡(MuCell)の基礎,応用,トラブルシューティング及びコアバック発泡の基礎と応用について解説する。本講座を通して、発泡成形の基本原則から応用技術までを理解し活用できるようになることを目指す!
〜微細射出発泡成形(MuCell)、コアバック成形を中心に〜
主催:R&D支援センター
日時:2012年4月12日(木) 10:30〜16:00
【講座の趣旨、ポイント】
射出発泡成形は、発泡性樹脂を金型内に射出充填して多孔質体を得る成形技術である。射出発泡は用いる発泡剤で化学発泡と物理発泡に分類され、金型内における発泡挙動によってショートショット法,フルショット法,コアバック法に分類される。
本講座では、射出発泡成形の基礎から、微細射出発泡(MuCell)の基礎,応用,トラブルシューティング及びコアバック発泡の基礎と応用について解説する。
講師は自動車ドアトリム用成形技術の開発と射出発泡成形用ポリプロピレン銘柄の開発を手始めに、超臨界流体を発泡剤とした射出発泡成形技術の応用開発を行ってきた。また、現在はTrexel社と業務提携して、MuCell技術のライセンス先に対するトレーニングを受託している発泡成形の専門家であることを自負している。
射出発泡成形の基本原則はそれほど多くない。本講座を通して発泡成形の基本原則から応用技術までを理解し活用することができるようになる。
【プログラム】
0.はじめに
1.発泡体・多孔体の製法、特徴
2.発泡成形に用いられる発泡剤
化学発泡剤
物理発泡剤
超臨界流体
マイクロカプセル
3.射出発泡成形の基礎
4.微細射出発泡成形(MuCell)の特徴、応用
MuCellの原理
超臨界流体の必要性
設備と制御
気泡の制御
メリット
用途例
トラブルシューティング
製品・金型設計
5.コアバック発泡
原理
利点
設備
制御
6.今後の展開(特に特許技術から見た最近の開発動向)
発泡用材料
金型(ゲート、ベント等)
カウンタープレッシャー法とガス溜まり解消法
転写性向上(スワールマーク解消)
他
(質疑応答・名刺交換・個別相談)