導電性高分子の基礎と応用技術【大阪開催】

有機ELディスプレイや太陽電池等で使われている有機半導体材料、導電性高分子の基礎と応用技術について、研究内容を交えて紹介!

導電性高分子の基礎と応用技術

主催:R&D支援センター

日時:2012年6月5日(火) 12:30〜16:30

【講座のポイント】
 有機ELディスプレイを用いた携帯機器が当たり前のように身の回りで利用されていることからも分かるように、既に有機半導体材料を使ったエレクトロニクス素子は実用技術となっている。現在の有機エレクトロニクス素子は、一部の高導電材料を除いて真空プロセスで製膜された低分子材料により実現されている。一方、導電性高分子は高分子特有のしなやかさを備えた有機半導体材料であり、特に塗布法などの常圧化で利用できる製膜プロセスを用いることで、太陽電池などの大面積素子を安価に作るために利用できると期待されている。本講座では導電性高分子の基礎と応用技術について、講演者の研究内容を交えて紹介する。

【プログラム】
1.光・機能性高分子でできること
2.化学構造からみた電子・光機能性高分子の特徴
  2-1.化学構造と電子構造
  2-2.導電性高分子に特徴的な電子状態
  2-3.化学構造と加工性

3.導電性高分子の特徴を活かした製膜・加工プロセスと応用技術
  3-1.導電性高分子を使った素子の概要(発光素子、太陽電池トランジスタ
  3-2.低分子材料に対する高分子材料の特徴
  3-3.マスクレス色素拡散法
  3-4.電気泳動堆積法
  3-5.その他の製膜技術

【質疑応答・名刺交換・個別相談】